学級崩壊している次女のクラスを見学した。

見学二日目の今日は、
歩き回る子がいなかったので、
一応、授業の形には、なっていた。

そんな中、Nちゃん(仮名)が
何度も手を挙げて発言していた。

私は「この子か」と、後ろ姿を睨んでしまった。

「Nちゃんにハサミを貸したが、ずっと返してもらえない」と
以前から次女が言ってたので、
話を聞いていた私は
「早く返してもらえないかしら!」
と苦々しく思っていた。

初めてNちゃんの顔がわかったので、
網膜に焼き付けるかのように、ガン見した。

5時間目の見学が終わって、
HR後に下校時間になったので、
次女と一緒に帰ろうとした。

が、ふと次女の机が気になって、
二人でお道具箱を点検したら、
なんと箱の一番奥に
ハサミが入っているではないか。

「あー、ハサミあったー」と、のん気な次女に
「人を疑う前に、まず自分やぞー」
といさめたが、
私だって、人のことは言えない。

5時間目の間、Nちゃんを睨んでしまったのは、
そう、イッツ・ミー!!

本当は次女の思い違いで
Nちゃんは濡れ衣だったか。
あるいは次女に何度も返してと言われて、
Nちゃんがひそかに返してくれたのか。
真相は藪の中だ。

しかし、私がさっき
Nちゃんに対して敵意を感じていたのは
まぎれもない事実なので、
「オイラも修行が足りねえなあ」と
トホホな気分で帰宅した。

そんな私には
担任の先生や、授業中に歩き回る子を
責める資格なんて、ないのだ。

先入観には、本当に気をつけたいな(汗)。