昨日の記事は、長女には見せていない。
母である私の、密かな悩みの吐露であった。
ところが、今朝、遅く起きてきた長女が、
「印象的で、すごく長い夢を見た。全部覚えてる」と、
詳細を教えてくれた。
以下が、その夢の内容。
登場人物は、オレ=長女、オカン=私(みにもる)、
ジイジ=私の実家の父、です。
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オレは、オカンと妹と3人で電車に乗っている。
電車とは言っても、車体に天井も壁もないやつで、
スピードは遅いが、断崖絶壁。
今にも乗客が、線路の外へ転がり落ちそう。
3人は、しょぼい安全ベルトを締めているが、
いざとなったらすぐ逃げられるように、
自分だけはベルトをゆるめておいた。
なんでこんな電車に乗っているのか。
オカンが、一人では乗りたくないというからだ。
ましてやこの路線は、
先日、一度脱線したばかり、というニュースを聞いた。
恐怖におののきながら乗り続けると、やっと目的地に着いた。
そこは夜で、小雨が降っていた。
オカンは本屋に入り、2冊のエロ本を手に取った。
表紙は女性の絵で、パッと見はエロ本ではなさそうだが、
「愛の誘惑」とかいうタイトルからして、エロ本と察した。
オレはオカンに「表紙の女の絵、好きだなあ」
と言ったが、オカンはオレのセリフをスルーして、
自分の買い物の荷物を全部オレに持たせ、
電話帳のように分厚いその2冊の本を持って、
レジまで歩いていった。
渡されたのは、大量の荷物だった。
どれだけ買ってるんだ、オカンは。
オレはゴミ出しおばさんじゃねえぞ。
こんなに大量のレジ袋を持たせるし、エロ本を買うし、
なんてオカンは最低な母親なんだ、と思いつつ、
本屋の外で妹と二人、オカンが戻ってくるのを待っていた。
すると、ガタイのいいプロレスラーの男がやってきて、
突然、オレにタッチしてきた。
「捕まえた。今度はあんたがオニね」
「は?いったい、なんですか?」
オレは、心で舌打ちをした。何なんだ、こいつは。
「鬼ごっこで、君が捕まったんだよ。
オニ役は、この黄色いマスクをかぶらなくちゃ駄目だ」
ふと周りを見ると、人々が、
赤いマスク、黄色いマスク、青いマスクをして歩いている。
そのレスラーによると、
「赤は逃げる役、黄色は捕まえる役、青は一般人だ」
という話だった。
いきなりマスクを渡されても、こっちは荷物を持っているし、
鬼ごっこなんか、できっこない。
レスラーが去った後、速攻で、マスクを捨ててやった。
するとそこへ、田舎に住んでいるジイジが通りかかった。
「なんでこんなところを、歩いてるん?」と聞いたら、
「いや、ワシはただ歩いていて、ここへ来た」という。
「あのさ、変なマスク、もらわなかった?」
「もらったけど、捨てた」
ジイジも捨てたのか。あー、それにしても、オカンは遅い。
まだレジの前でたたずんでいる。
しょうがないので、オカンは放っておいて、ジイジと妹と3人で、
また恐怖のトロッコ的電車に乗って、帰った。
すると突然、場面が変わって、いつものオレの中学。
一年の時の担任だったU先生(仮名)にトイレで会ったので、
あいさつすると、「誰?」と言われた。
「いやだなあ、去年お世話になった、オレですよ」
「ああ、新しい一年生ね。よろしくね。」と、
先生はオレを一年の教室に連れて行く。
待ってくれ。オレはもう二年生だぞ。
しかし、出席を取られ、一年の授業が始まってしまった。
まじかよ。また一年生からやりなおしかよ。最悪だ。
ふと黒板を見ると、先生の文字で、
「初めも良いが、普通も良い」と書いてあった。
何なんだよ。どういう意味だよ、チクショー!
・・・・と思ったところで、目が覚めた。
*****
何でこんな夢を見たのか、まったく見当が付かない長女。
どういう意味か、と、私に尋ねてくる。
「さあねえ、自分で夢分析してみたら?」
と、私は笑って答えた。
「うーん。赤青黄色だと、信号みたいだよなあ。
たぶん、最後の黒板の意味が、
ものすごく重要だと思うんだけど。
・・・だとしたら、マエフリ、ナガっ!」
などと、ぶつくさ言い出した。
長女よ、夢の中で私が
君に渡した大荷物は、私の心の負担の量だよ。
マスクの色が信号を表すとしたら、
今の長女は、黄色信号という意味だろう。
たぶん、守護霊様は、教えてくれたのだ。
私に、長女のリクエストの本を買うと、
長女の人生は脱線するのだ、ということを。
ありがとうございます。決めました。
あの2冊の本は、買いません。
(注) この記事のタイトルを「長女の夢」にすると、
ひょっこり長女が見るかもしれないので、
あえて、わからないようにしました。