長女が「ペルソナ4」のアニメを

毎週、録画して見ているので、

時々私もチョコチョコ一緒に見る。


高校生である主人公やその友達が、

テレビの中の仮想空間に入り込み、

自分自身のペルソナ(生命体)と遭遇する話。


ペルソナは、自分の中にある

一番見たくない側面が人格化しており、

本体である人間に向かって

一番いやな攻撃を仕掛けてくる。


「私はおまえで、おまえは私」

とペルソナが語りかけてきて、

「おまえは私なんかじゃない」と

否定すると、

ペルソナは大喜びして力を蓄え、

本体をますます攻撃するのだ。


ペルソナに勝つには、

自分の中にある、その存在を認めること。


受け入れると、ペルソナは本体の中に戻り、

自分の力の一部として今後、発動することが出来る。


しかし、普通はなかなか認めることが出来ず、

心の弱い人がペルソナに遭うと、

ペルソナに殺されてしまうこともある。


・・・というような内容のアニメで、興味深い。


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私自身も時々、

自分の中のいやな面を新たに発見しては、

それを認めることがいやで、

悶絶するほど苦しくなることがある。


「自分ではなく、相手が悪い」などと

他のせいにすると、なお心が苦しくなる。


けれど、他者のせいにはせずに、

「こういう面も自分にはあるのだ」

ということを、いったん受け入れると、

あんなに苦しかった思いがほどけて、

すっと気が楽になる。


自分の不完全さを受け入れると、

逆に完全に近づいていくような、

そんなパラドックス的な心の働き。


弱さが、強みになる瞬間がある。