人とつきあうことが昔から苦手な私だが、

最近になって、やっとわかったことがある。


人間関係においては、

そのつど、「きちんと終わらせる」ことが

大切なのだ、ということ。


どんな関係も断ち切る、という意味ではない。

その場で結び、別れ際にほどく、ということ。


(1)最初に「こんにちは」と声をかけて、

  同じ場所の共有をスタート。


(2)話をするにせよ、しないにせよ、

  場を共に過ごす。

  話したいことがあれば、

  次に回さず、きちんと話す。

  また、相手の言いたいことを、

  きちんと聞いてあげる。 


(3)お互いに用が済んだら

  「では、さようなら」と声をかけて、

   その場を去る。


この手順を踏めば、(私にとっては)

心残りがなくなり、後悔も少ない(はず)。


「あの人に会いたい」

「あの人には会いたくない」

「まだ話したりない」

「もっと話を聞きたい」

というもやもやした感覚はすべて、

「未完了」から来ているのだろう。


一期一会の意味は、

未完了を完了させる、ということなのだろうな。


*****


実は、近所のとある奥さんと、

数年もなんだか気まずい気分でいた。


特にケンカしたわけではないのだが、

ずいぶん前に、私が上手に「ではまたね」が

出来なかったのが、尾をひいていた(かも)。


が、先日たまたま

公民館でバッタリ会ったので、

「こんにちは~」とお互いに言って会釈し、

すっとすれちがった。


それだけなのに、私の心の重荷が、

スーッと軽くなった。


たぶん、未完了が、完了したのだろう。良かった。


今後はこのような心残りを作らないよう、

会うたびにきちんと完了させよう。そうしよう。