先日PTAで集まりがあったときに、

綺麗なネイルをしているお母さんがいらした。


みんながそれをほめると彼女は、

「仕事で飲食店の皿洗いをやっているんだけど

 その洗剤液が強くて

 ビニール手袋を2重3重にしても

 液が入ってきて、

 手や爪がぼろぼろになってしまうの。

 だから、爪のコーティングも

 2重3重にしておかないとだめなの」

という話をしてくれた。


さらに、それだけではなくて、

「上の娘が学校でネイルの勉強をしているから、

 たまたま昨日、実験台になったの」とも。


それを聞いて、私は目から鱗が落ちた。


思い起こせば、高校生の頃、うちの母が、

「マニキュアをしてお米をとぐなんて考えられない。

 はげ落ちて、お米と炊いちゃったら、いやだもの」

という話を私にしたことがあるので、

「マニキュアをして料理をしてはならない」とか

「主婦はマニキュアをすべきではない」という

強烈な”すり込み”が無意識下に発生したようだ。


そのためか、年頃になって自分が爪を塗るときは

ものすごく罪悪感を感じたし、

主婦になったら二度と色をつけなかったし、

他の人の美しい爪を見ては

かすかに胸騒ぎがしていたものだ。


パズルのピースがつながった。謎が解けた。


今回の井戸端会議による情報は、

「マニキュア等は、爪を保護する仕事もある」とか

「人には、それをする事情がある」といった

新たな視点を与えてくれた。


ネイルに関してのつまらない思いこみは捨てよう。



ああ、それにしても、母親からの情報って、

かなり根強く残るものなのだな。


翻って私は、娘たちに、とんでもない土産を

渡したりはしていないだろうか?


今後の言動には、いっそう気をつけよう。