長女が「以前友だちと約束したから」と、

本人は別に欲しくもないのに

五千円もするゲームを、自分の小遣いから

ネットで買おうとしたので、

母親の私はストップをかけた。


確かに、友だちとの「約束」は、たいていの場合

守らなくてはならないかもしれない。

けれど、全ての約束を守らなくてはならないのか?

どんな内容でも?


ここからは私の考えだが、

自分の中のまこと(誠、真)を貫くためなら

約束は当然、守った方が良い。

けれど、自分の中の

あやまちや嘘をつらぬくための約束なら

取り消した方が良いのではなかろうか。


さらに、こちらから約束を破棄(クーリングオフ)

させてもらう際、注意点がある。


・約束したことを、人のせいにしない。

・以前に約束したことは事実であるので、

 自分にも責任の一端はあるはず。

・相手には、無責任な約束を交わしたことを、

 誠意を持ってあやまり、

 今の自分の気持ちを正直に述べて

 約束の取り消しを宣言する。

・相手に配慮し、

 今後の代案、あるいは、改善案をのべる。


長女には、

「どんな約束をしたか知らないけれど、

 高価な金銭にまつわることなので、

 子供同士の約束としてはどうかと思う。

 きちんとあやまって、

 約束を取り消してきなさい」と言った。


長女は、ゲームを買うのをあきらめた。

 

*****


子供の約束の中では、

お互いの合意の上で成り立つものだけではなく、

一方が勝手に「約束だからね!」と取り決め、

さらにその相手がその約束を守れないときには

「約束を守れないなんて不誠実だ」

と、オニの首を取ったように

相手を責めることがあったりする。


私自身、子供の頃、そういう目に何度もあって、

「私はそんな約束をしたおぼえがないのに、

 なぜ一方的に責められるのだろう?」

と深く悩んだことがあった。


まあ、当時の私はいつも空想の中にいて

人の話を聞いてない&生返事でいたことが、

一番のネックだったのかもしれないが。^^;


耳から入る情報は、半分以下しか残らない。

まったくもって、馬耳東風な私。


なので、これからの約束事に関しては、

どんなささいなことであれ

文書できちんと取り交わしたいものだよ。