読んでいる本に、
「霊と精神と身体の三位一体」
という言葉が載っていたが、
最初はピンとこなかった。
けれど、「重なり合う奇跡」を考えたとき、
この三位一体も
実は相当すごい奇跡なのだと突然に気づいた。
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今回、一番気づかされたのは、「身体」の方。
(霊については、結構勉強してきたけれど、
身体については、本当におざなりだった。)
つい悪いことをしてしまったとき、
「この手が悪い」と叩かなかったか。
自分でけしかけておいて、
都合の悪いことは愛犬のせいにするように。
身体はいつでも頑張って動いてくれたのに、
「役立たず」と叩かなかったか。
疲れている馬にさらに走れと、手ひどくむち打つように。
今まで心の底から労をねぎらったことがあったか?
体は欲していないのに、
マインドが甘さを欲しがっていて
ついつい菓子に手が伸びるなら、
太った体が悪いのではなく
甘さに飢えているマインドに問題がある。
私は、体もマインドも甘やかしたくなかったから、
どんなに辛くても甘味を摂らなかった。
そうしたら、どんどん体が痩せた。
最初、それは、いいことだと思った。
けれど、それは間違いだった。
甘やかしはしなかったが、
いたわってもいなかった。
体をしっかり動かすために、
疲れた体が甘さや水分を欲しがるのなら、
きちんと補充してあげるべきだった。
使いすぎて体が休みたいと言うときは、
きちんと休みをあげるべきだった。
私が「今ここ」で充分に働くためには、
三位一体が不可欠であるのだが、
その三つ全てが「健康」である必要がある。
だから私(マインド)は、これからは、
霊と同様に身体も、尊重し大切にするつもりだ。
今までは、霊や体から愛情をもらってばかりで、
お返しをまったくしていなかったように思う。
だから、こちらからも愛情(思いやり)を送ろう。
三位一体を、相思相愛の関係にしよう。
双方向で補い合う黄金バランスが出来て、
「私」が完成するのだから。