ある日のこと、この世界について
深く深く分析をしまくっていたら
とうとう頭がパンクしそうになった。
SFかホラー映画に、人の頭がプクッとふくれて
パンと破裂する映像があったが、あんな感じ。
脳がショートして耳の穴から煙が出そうだった。
「もうやだ、哲学頭を捨ててしまいたい!」と思って、
YouTubeを検索し、フジコヘミングを聞いた。
アスペルガー気質の私にとって、
音楽全般は「思索行為を邪魔するもの」であったが、
あえて音楽まみれになることで
自分の思考を分断しようと考えた。
その試みは成功した。
頭蓋骨から脳みそを取り出してカラッポになった空間に
フジコさんのピアノだけがこだました。
音のシャワーに浸かりきって、気持ちよくなった。
4~5曲たてつづけに聞いて、頭がスッキリしたら、
この世の仕組みがわかってしまった。
この世は、「塗り絵ごっこ」だ!と。
何も行動を起こさないのは、真っ白い紙。
行動は、塗り絵の輪郭を描くこと。(色を塗る前の段階)
それをコピーして、各自は周りにばらまく。
それを拾った人が、
自分の好きな色でそこに色づけしているだけだ。
色即是空は、塗り絵ごっこってことか。なーんだ。
音楽は、塗り絵ごっこをやっているときに選ぶ
自分の好きなBGMなんだろうな。
あー、わかってよかった。すっきりした。