「ありのままを生きる」(浜田寿美男著)に

フンコロガシの話が出ていた。

私なりに脚色してみる。


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自分がフンコロガシだと想像してみる。


フンコロガシは不満だ。

何故、自分はフンコロガシで生まれたのか。

何故、逆立ち移動しなくてはならないのか。

よりによって、何故、牛のフンを丸めねばならないのか。

こんな生活は嫌だと、突然思う。


フンコロガシは、自分が自由になりたくて

フンコロガシの仕事を止める。


すると、突然、自然体系が乱れ出す。


フンが片づかないと、ハエなどの害虫が増える。

そのため疫病が発生したり、草が腐る。

牛がバタバタと死んでいく。


フンコロガシが勝手に「自由」を求めると、

それは自然の流れを乱し、「不自然」となる。


ああ、自分のポジションは、仕事は、実は大切だった。


地球のために、己の仕事はきっちりやるしかない。

そのための体。この足。この生活。

けれど、嫌々仕事をやったら、それは二律背反だ。

二律背反は精神を病む。


二律背反にしない方法は、

仕事を生きがいにすることだ。

自分のやることは、たとえ微々たることであっても、

地球のためになっているのだと胸を張ろう。


楽しく転がそうではないか。フンフンフン♪


そうだ、確かに仕事はしなくてはならない。

それは自然の摂理。

そして、そこに喜びを見いだしたとき、

自分の心は、今、大いなる自由にあるのだ。


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自分で書いていて、愉快になった。


さて。人間にもこの法則は当てはまるだろうか。

人間にはもともと自由意志が

天から与えられているが、どうだろう。


闇雲に自由を求めると、「不自然さ」が生まれる。

人間も自然の一部なのだから、

どの人も、今いる場所や仕事、存在に意味がある。

でないと、地球環境を乱す。今のように。


だから、自分勝手な自由を求めるのは考え物。

自然に還ろう。心は自由にして。