「ありのままを生きる」(浜田寿美男著)を読んだ。
その中で、指のない女性が2人出てくる。
一人は先天性で、もう一人は5才の時に事故で。
生まれつきの人は、しょうがないと明るく受け入れている。
が、事故で指を失った人は、その後、
精神的に苦しい時期を長く過ごすことに。
事故後、不憫に思った母親が、手袋を編んでくれた。
彼女はそれをずっと手にはめて、生活する。
手袋で隠せ→恥部は隠せという意味
→親が世間の目の代表→そのとおりにする
→自分の中に”世間(親)の目”を受け入れる
→恥ずかしいので手袋が取れなくなる
→「守る」(隠す)がゆえに、
現状(指のない状態)を否定
最初から欠けた状態ならば心は穏やかでも、
途中からなくなってしまうと、
過去の完璧な自分が忘れられず、
ずっと自分を否定し続けるしかないのだろうか?
最初から、欠けていれば良かった?
いや、違う。
最初からとか、途中からとかは、関係ない。
「今、ここ」で、
現状を受け入れているか否かによって、
感じる思いが変わってしまうのだろう。
結局、この事故の人は、
手袋を自分の意志で取り、それによって、ようやっと
心の中にある世間の目から解放されたという。
・・・この話は、かなり私の役に立った。