先日。夫の会社で、あるサッカーの監督を呼び、

講演をしてもらったらしい。

(ちゃんと監督さんのお名前を夫から聞いたが、

 私はスポーツに疎いのでもう忘れてしまった。

 その方は、オリンピックで監督もやったらしい。)


夫は講演の司会進行の役だったので、

控え室でその監督さんとお話しできて、

ラッキーだったようだ。

夫はサッカー大好きだし。

その監督さんは、とても気さくな人だったらしい。


控え室での話なのか、講演中の話なのか

わからないのだけれど、

夫から興味深い話を聞いた。


その監督さんの話では、

選手を選ぶとき、サッカーの技量よりも、

やる気のある人の方を選出するのだそうだ。


これって、ちょっと私には驚きだった。

もし、オリンピックなどという大舞台ならば、

監督なら金メダルを取りたいと思うのが常だろうが、

勝つか負けるかより、

選手の、サッカーに対する意欲を優先するなんて、

粋な計らいではないか。


私の考えでは、勝ち負けにこだわると、

チーム内でもぎすぎすした人間関係にもなるし、

選手達の個々の動きも、ぎこちなくなるだろうと思う。

選手それぞれが楽しんでやるからこそ、

素晴らしいドラマも生まれるんじゃ無かろうか。

だから、その監督さんはすばらしいなと思えた。


こういう話を私にしてくるところを見ると、

夫もこの話が印象深かったのだろう。

日頃から結果重視の夫なので、

この監督さんの人選方法に目から鱗だったかも・・・ね。


*****


9月9日、ガーナ対日本のサッカー試合があった。


我が家では、夫がスポーツ観戦をすると、

途端に応援する側の流れが悪くなり、

最悪の場合負ける、というジンクスがある。


この日も、サッカーが後半戦の頃、

夫がテレビをおそるおそる付けると、

案の定、3対1になってしまった。あらら。

夫はあわてて、テレビを消した。


でも気になってしょうがないらしく、

試合の終わり頃にもう一度見た。


なんと日本が5分くらいの間に3点入れて、

3対4で、結局ガーナに勝ってしまっていた。

夫が見ていない間に、ミラクルな逆転劇。

夫のジンクスは、残念ながらまたしても証明された。


「なんで俺が見ているときは、点が入らないんだ。

 まあ、勝って良かったけど・・・。」

と、夫は複雑な顔。

*****


何はともあれ、やる気のある人は、

ピンチをチャンスに変える力があるんだと思うよ。