実家の父は、ノートパソコンを持っている。
夏に帰省したときに、ちょっと拝借しようとしたら、
「俺だってネットはやりたい。
けれど、ウイルスが怖くて接続できない。
だから、お前も使わないでくれ」と
言われてしまった。
かつて、父がパソコンを買うと言い出したとき、
我が家は騒然とした。
もし父が有害サイトをうっかり見て、
変な請求が来たら大変だということで、
弟と私は、父にウイルスとか有害サイトとか
ことさら強く訴えたので、
父は怖くなってしまったらしい。
なので、父はパソコンはオフラインで、
ただのワープロのような働きしかさせていない。
せっかくのパソコンがありながら、
このようにオンラインが使えなくなったのは、
そもそも私や弟が色々言ってしまったからであり、
その後何度説明しても、父の不安は消えない。
今更「あーあ」と思っても、こちらの因果応報である。
なので、私自身は甘んじてそれを受け取り、
田舎でのパソコンいじりは諦めたのだった。
(帰省から戻り、マイパソコンでブログする私)
一方、父と同居する弟は深夜時々そのパソコンをいじり、
密かにオンラインサイトをのぞいていたのだが、
やっぱり父にばれてしまったようだ。
「そんなに使いたいなら、安いパソコンを買ってやる。
ただし、あいつ(弟)が『買ってください。お願いします』と
頭を下げたらな。」と父は大人げない。
「じゃあ、(弟が)頭を下げたら買うのね?」と私は念押ししたら、
「なんで俺が買ってやらなきゃならないんだ。
自分で稼いで買えばいいんだ。」と、
父の主張はあっさりと変わる。
まあつまり、父親の建前として、
「欲しいなら、買ってあげてもいいぞ」とは言いつつも、
ニートである息子(弟)にパソコンを買い与える気は、
元々皆無であることが伺える。
買いたくないなら、買わなくたって良いし、
買ってやりたいなら、買えばいい。
私は別にどっちだって良いと思う。
ただ、言わせてもらえるならば、
正直に「買わないぞ」と言ってくれた方が
こちらとしてもすっきりするのに、
買う気もないのに「頭を下げたら買ってやる」などと
嘘をつくのだけは、止めた方が良いと思うのだが。
昔から
「迎えに行ってやるよ」と言いつつ来なかったり、
一方こちらが嫌がることを「しないよ」と言いながら、やる。
父は「気まぐれ猫」状態なので、
家族はいつもうんざりする。
この夏休み中、長女は父の車で
とあるお店に連れて行ってもらう約束をしていたが、
「そんな約束は知らない。今日は行けない」と
当日になって言われてしまったので、
とうとう、父が大好きだった長女まで
「じぃじを嫌いになってきた・・・」と
ぼそりと言うようになってしまった。
私はそれでも、父のことは嫌いではない。
嫌いではないが、可哀想な人だなと思う。
父の姿を見て、教訓を得る。
1) みだりに約束をしない
2) 約束は守る
3) 約束を破ると信頼を失う
4) 約束を守れなかったときは、誠意を持って謝る
5) 約束をしたとしても、相手に過剰に期待しない
教えてくれて、ありがとう。(-∧-)合掌・・・