図書館で本を借りて帰ろうと思ったら、
新着本コーナーで野口聡一さんの本を発見。
呼ばれた気がして、立ち読みしてみる。
「宇宙においでよ!」という本。
なにげなく目次を見たら、
「闇がこわい」などという項目を発見し、
そこだけ興味が湧いたので目を通してみた。
宇宙空間にも朝と夜があって、
初日の夜はかなり怖かったらしい。
なぜなら、地球上だったならば
暗闇でも重力を頼りに出来るが、
宇宙空間は、その重力もないから、という。
「うお~、これは怖いだろうな・・・」と感じた。
そして、ふと、以前読んだ本を思い出した。
死後の世界には、
自分の欲望のままに生き続ける魂の行く場所があって、
そこで好きなだけ色欲に走る人もいれば、
ケンカばかりしている人もいるらしい。
でもいつかは、「馬鹿らしい」と自ら気が付いて
浄化出来るようになるらしいのだが、
中にはもっと欲望がふくらむ困った魂もいるらしくて、
そういう人はお仕置き部屋のような、
何もない真っ暗な空間に放り出されるのだという。
宇宙でひとりぼっちって、この暗闇空間と同じかも。
つかまるところも、たよるところもなく、ただただ落ちていく。
数日前にブログ記事で、
ひとりっきりでいると、隣の部屋が怖くなるらしいとか、
自分の内面と向き合うことになるらしい、などと書いたが、
無重力の暗闇を漂うというのは、
思い切り自分と対峙する絶好のチャンスだろうな。
もし、私なら。何もない空間のさなかで、思うこと。
確かに何もない。けれど、私がここにいて、考えている。
「我思う故に我あり!!」とか、叫びそうな気がする。
で、その叫びの瞬間、私は強く輝きそうな気がする。
真っ暗な中で、たったひとつだけ、
強く輝く一番星のような自分を思い浮かべたら、
歌がほわりと浮かんできた。
それは、子どもの頃みたアニメの歌。
なんにもない なんに
まったく なんにもな
生まれた 生まれた
星がひとつ 暗い宇宙
星には夜があり そし
なんにもない 大地に
これを何故か思い出して、
じわりと涙があふれてきた。
何もないんじゃない。
私の漂っている空間そのものが、
愛で出来ているじゃないか!とわかった。
私には、夜も朝もある。陰と陽。
風は、私の揺れる心、あるいは、外からの刺激。
刺激を受けて、私はどんどん成長する。
ひとりぼっちなんかじゃないんだ。
宇宙という大きな愛で包まれた地球と私が重なった。
・・・おっとっと、いけない。
図書館でついコスモ・トリップしてしまった。
心を温かで豊かな宇宙空間で満たしつつ、
私は図書館の外へ出る。
しまった、野口さんの本、借りるの忘れてた。
次の機会に借りよう。