先日、怒りの炎 という記事を書いたのには、

実は、理由がある。


長女の話によると、長女のクラスには、

カッと頭に血が上ると

すぐに刃物を振り回す男の子がいるらしい。


ちょっとぶつかっただけで、刃物を出す。

ちょっとからかわれただけで、刃物を探す。


ずいぶん前、クラスの別の男子にからかわれて

頭に来たその子が、そばにいたうちの長女に、

「おい!カッター持っているか?貸せ!!」

と怒鳴ったらしい。

長女は道具箱の中にカッターを入れていたのだが、

「ううん、持っていないよ」としらを切り、

貸さなかったこともある。


ナイフ、ハサミ、カッター・・・。

それらをすぐに振り上げるので、

担任も頭が痛いのだそうだ。


確かに、刃物を振り上げるのは危険だ。


とはいえ、その子は、刃物を振り上げることで

自分の怒りを表しているのかもしれない。

というか、その方法しか、知らないのかもしれない。


だとしたら、「刃物を振り回すな」と禁止すると、

彼は今後どのように怒りを表して良いかわからなくなり、

さらに別の「周りにとっては困った態度」を考えるだろう。


怒りを表すな、ではなく、

どうやって怒りを表すのがベストか、

自分の怒りの程度でどう表すかか、などを、

本人に気づかせてあげた方が良いのではなかろうか。


親の敵→刃物を振り上げる

強くたたかれた→ゲンコツで返す

最悪の悪口を言われた→怒鳴る

ちょっとした悪口を言われた→無視  とか。

怒りの程度によって方法を変えると、

本人の怒りが相手に伝わりやすい。


小さい怒りから大きな怒りまで、

刃物をちらつかせるの一本槍、というのは、

自分にとっても周りにとってもデメリットでしかない。


「怒っても良いんだよ。

 ただ、怒り方にも色々あるんだよ。

 それを上手に使い分けようね。」

そんな風に、伝えられたらいいなあと思う。


が、私は教育者ではないので、

それが正しいかどうかははっきりと断言出来ないし、

ましてや当事者の親でもないのに

わざわざ学校へ乗り込んで、訴えることでもない。


長女から話を聞いて、私は

「ネタが出来た」とブログに思いをつづり、

「勉強になった、ありがとう」と心で唱えるだけにする。