長女から聞いた話。


学校で、クラスメイトのAちゃん(長女の友人)が、

Bちゃんに大切な筆箱を目の前で取られてしまった。


Aちゃんが「返して」と何度言っても、Bちゃんは返さない。


最後にBちゃんは、教室にかかっていたC君の上着のフードに

その筆箱をつっこみ、立ち去った。


Aちゃんは、C君のフードから筆箱を取り出し、

「もう!BもCも、一生恨んでやる!!」と叫んだ。


一部始終を見ていた長女が、

「Aちゃん、人を恨んじゃいけないよ」と諭したところ、

Aちゃんは長女にまで罵倒したらしい。


たぶん、「うるさい!黙っていろ!」みたいなセリフ。


家に帰って、涙ぐんでいる長女。


私は話を聞いて、

「Bちゃんにはわかるが、何故にC君まで恨むんだろうか」

などと、頓珍漢なことを考えていた。


長女は、Aちゃんに、良いことを言ったと思う。


で、その後の長女の涙は、一体、何なのだろう。

「せっかく良いことを言ったのに、逆ギレされたのがつらい」か。

「Aちゃんの今後の人生が心配」か。

「クラスがバラバラになる悲しみ」か。


どの涙にせよ、自分が言ったセリフの後、

Aちゃんからの返答が受けとめられないのなら、

たとえ良いことであろうと、言わない方がいいかもしれない。


もし、本当にAちゃんのためにと言ったのならば、

結果的に受け取ってもらえなくても、別に良いではないか。


良かれと思ってした言動は、後悔しなくて良し!

と、私は思う。


・・・というようなことを、つらつら考えた上で、

私は長女に、


「う~ん、他人の人生に口を出さないのが一番かもね。

 ”良い勉強になった、ありがとう” と、

 心の中で思っているのが良いよ。」


とだけ、ポツリと言っておいた。



とはいえ私も最近、他人の人生に口出ししていないだろうか。

しばらく、我が身を振り返ってみた。

こういうネタが耳に飛び込んでくると言うのは、

「我が身を振り返ってみよ」というメッセージにも思える。


(ひょっとすると、昨日の記事がまずかったかな・・・(汗))


そんなわけで、母子共に、勉強になったエピソードだった。


****


(追記)

上記をUPしたあと、散歩に行き、さらに深く考えた。


長女に言ったセリフ、あれは、少し失敗だったと思う。


「他人の人生に口を出さないのが一番かもね。」

というのは、

「余計なことはするな。」

というネガティブな発言とも思える。


だったら、そういうことは言わないで、

「あなたがAちゃんに言ったことは、ママもそう思うよ。

 『人を恨んではいけない』よね。」

という部分に焦点を当てれば良かった。


次からは、以下の点に注意しようっと。

1.共感出来る面を探す。

2.美点をほめる。


まさに、私こそ「口出しをするな」だった。やれやれ。