とても興味深いテレビを観た。
NHKの依存症の特集。
アルコール依存症の人は、
飲むのを止めたら、その後は、一滴も飲まないらしい。
なぜなら、「一滴くらい良いだろう」と自分を甘やかすと、
酒が酒を呼んで、止まらなくなり、
また元に戻ってしまうという。
そんな話をしたあと、元依存症の男性が、
「依存症を抜けると、本当に楽しいですよ~」
と言うので、私は興味を持ち、身を乗り出して聞いた。
その人は、こう続けて言った。
「その一滴さえ我慢すれば、あとは
どんなに馬鹿げたことをやっていても、
自分は成功者なのです」と。
この一言は、至言だと思った。
成功者だよ、成功者!!
私が今、ちょうど同じ感じだ。
だから、大いに頷いてしまった。
私は最近、色々な囚われをバンバン捨てたのだが、
これって、自分の飛ぶハードルを
全て取っ払ってしまったことに等しい。
世間の人は、自分でハードルを数多く設定したり、
より高く飛ぼうと大きなハードルを目の前に課す。
それが飛べなくて、つらくて、しんどくなっている。
が、ハードルを思い切り下げたり、
出来るだけ数を少なくするだけで
とっても気持ちが楽になる。
これを、先ほどの男性が、
「成功者」と言っていたわけだ。
だから、私も成功者のひとりだ。
ハードルをひとつも設定していないから、
毎日がとても楽チンなのだ。
逃げ、とは違う。
いかに、人生を楽しく生きるか、という話。
本当は設定する必要はないけど、
どうしても設定したいのなら、そのハードルを、
自分が乗り越えられる高さにしておく。
忍者の修行で、飛ぶ高さを毎日1ミリずつUPさせると、
気が付いたら、2メートルの高さまで飛べるようになる、とか
聞いたことがあるが、たぶん、そんな感じ。
最初から、ハードルをことさら高く上げておいたり、
ノルマだと数を増やす必要はない。
今日の分が飛べたら、それで成功者の仲間入りなのだ。