夢を見た。

長女が通う中学校へ向かう私。

(本当の長女はまだ小学生。)

自分は父兄なのに、何故か高校の制服を着ている。


何故中学へ向かったかというと、

先日、長女が何らかの失敗をしてしまい、

学校から処分が出たという設定になっている。

詳しい話を聞くために、校長と会うという設定だ。


普通のおっさん風なのだが、

とても愛にあふれているのがこちらにも伝わってくるような

すごく穏やかな人柄のようだ。


その人に会った途端、頭の中に

「長女の処分は”保留”と以前に聞かされていたはずだ」と

思い出したが、一応、話を切りだしてみた。


私「うちの長女のことですけど、本当に保留なのですか?

 退学とか停学、などでは無いのですか?」


校長「はい、その通りです。保留です。

 10人判断する人がいたとして、たとえ多数決で

 その生徒が”赤(点)”と出たとしても、

 私は多数決で決めません」


私は少しいじわるな質問もしてみた。

「では、一人でも”赤”と言う人があれば、

 多数決でなくても”赤”と査定するということですね?」


校長先生は、ふっと静かに笑った。

「あなたは、心の狭い人ですね」


そのセリフに、私はぎょっとした。そしてしょんぼりする。

「・・・はい。私はとても心が狭いです。

 だから、この歳になっても、人の輪に入れないんです」

と、カミングアウトした。


そこで、校長は、静かに私に言うのだった。

「あなたも輪の中に入りなさい。チームワークを学びなさい。

 一体化するのです」


その時、頭に浮かんだ映像は、運動会の応援団。

これが、一体化のイメージなのだろうか?


が、話は終わったようなので、私は校長室を出る。


そのあと、校内放送がかかる。

中学の上級生が2,3人、マイクに向かって笑顔で呼びかけてる。

「一年生の○○(長女の名)ちゃ~ん、

 学校へおいで~。みんな待ってるよ~」と。


それを聞いて、私は「ああ、長女は大丈夫だ」と、ほっとした。


*****


・・・という夢を見て、ああ、そうか、と思った。


私の課題は「調和」と「奉仕」なのだけれど、

どうそれをやっていけばいいのかわからなかった。


これから私は、何らかのグループに所属して、

チームワークで何かをしなさいと、

夢の中で答えをもらったような気がした。

チームワークで、誰かを応援せよ、ということか?


失敗した長女というのは、過去の私を暗示している。

私自身の失敗は、保留になったらしい。良かった。


今から分析してみれば、

「どんな失敗であれ、赤点を付けませんよ」

と校長は言いたかったのだろう。


なんで自分が高校生の制服だったのかというと、

校長と父兄では立場が対等だが、

校長と高校生では、向こうが上なのだ。

あるいは、私も本当は中学生なのに、

一人で勝手に背伸びして高校生だと思っていたのかも。


さて、私のこれからは、もう今までのような独学ではだめだ。

誰かと共に誰かを応援することを求められている?


・・・う~ん、でも厳しい。

それが私にとっては一番きつい。

一匹狼が今更、輪の中に入るなんて、と、

躊躇するのと同じくらい。考えるだけでしんどい。


いや、ここで、しんどいと思うのは、まさに小我。

自分のことしか考えていないから、きついのだ。


方向性が見えてきたのはありがたい。

無理のない程度に、少しずつ方向転換していこう。


私は、人の輪の中に入るために、

輪の中に入る勉強をするために、この世に来た。


以前見た夢 も、それを暗示してたっけ・・・。

(ああ、この↑話のように、即、輪の中に走っていけたら、

 どんなにいいだろうか。)


同じ所をグルグルしてる私。

成長しているのか、ほんまにもう。


うん、してるしてる。

少なくとも、自分の課題を自覚し始めているから。

ゆっくりでいいんだ。一歩ずつ前に進もう。


ラストの校内放送を思い出す。

私を待っていてくれる人がいるんだ、きっと。


(10月25日 記す)