修行のようなものをいくらやっても、

煩悩を撲滅することは不可能だ。


人間だもの。(by 相田みつを)


どんなに心を綺麗にしようとしても

ふとしたはずみで、

「この野郎」とか

「なんで自分ばかり」とか

「ああ、損だ」「面倒だ」といった思いが

頭の中に浮かんでくる。


いくら振り払っても、思わないようにと努力しても、

それが現れるのは止められない。


これではいつまで経っても

自分の目標には到達出来ない・・・。


だから、気持ちを切り替えることにした。


もう、これらの煩悩の存在を認めてしまおう、と。


私の心の中に、私の一部として有り続けるのだ、と。


けれども、だからといって、

その煩悩のままに行動するのは腹立たしいので、

表には出さないようにしたい。


煩悩は認めるけれど、服従はしない。


煩悩のない人間を目指すのではなく、

浮かんだ煩悩を選択しない人間になろう、と思った。


煩悩を認めるということは、

自分が完璧ではないと認めることだ。


うん、完璧じゃない。それでいいじゃないか。

だからこそ、前に進めるのだから。


とはいえ、煩悩に振り回されないように

自分の行動を統制することも簡単ではないのだが。


まあ、撲滅しようと無駄な努力するよりは、ましか。



(10月9日 記す)