今までの生き方は、「求めない」だった。


何事も求めない生き方を是としていた。

すべてをそぎ落とす生き方。

それを正しいと思っていた。


けれど、この「求めない」は、

自分自身の過小評価から来ていた。


「求めない」ではなく、求められなかった。


ずっと自分を偽り続けて来たのだけれど、

本当は、ずっとずっと前から求めたかった。


最近になって、やっと、

「求めてもいいのだ」と

自分に許せるようになってきた。


私は弱い。

どうしようもないくらい、弱い。

だから、助けを求めても良いんだ。

もう、無駄に強がるのは止めよう。


体中に装備していた、

無駄な武器を全部捨てた。


太陽の光が、

体を温かく包んでくれた。


「求めなさい、そうすれば与えられるであろう」


聖書の言葉が、私の背中を優しく押してくれた。


勇気を出して求めたら、自分自身を手に入れた。


武器を装備していたときよりも、

何も持たない今の私の方が強かった。


私はこれから、

自分の道を求めて、歩いていけるだろう。