幼稚園の園バスを待つ場所での話。


園バスが幼稚園から戻ってきて、

ママ友たちと子ども達が再会した。

子どもを降ろした園バスは、園へと去った。


ママ友たちが大声で盛り上がっているときに、

ふと明日の服装を念のために聞こうと

「ねえ、明日は、制服でいいのよね?」

と尋ねてみた。


が、話に夢中で、

私の声が聞こえないようだった。

もう一度、言ってみた。

が、彼女たちは別の話で

笑いさざめき、大盛り上がりだった。


ああ、今は、聞こえない状況なのね。

私は、話しかけるのを止めた。

まあいいか、そんなに大したことじゃないし。


そして、彼女たちに、

「じゃ、お先に。またね~」と声をかけたら、

彼女たちはやっとこちらを向いて、

「あ、またね~。バイバ~イ」と返事があった。


私は、次女と、二人で家に向かう。


そのときに、

自分がとても幸せな気分でいることに

改めて気が付いて、びっくりしたのだった。


以前の私なら、

「話を聞いてもらえないなんて・・・。」などと、

自分の存在感の無さにがっかりするなど、

しばらくの間立ち直れず、

しょんぼりしていただろうに。


この幸福感はいったい何だろう。


よくよく今の状況を鑑みると、

今、自分は、かなり大きな自己肯定感で

満たされているからだ、とわかった。


自分が自分を認めていると、

相手の態度が全然気にならないのだった。


すごい大発見だ。

身をもって体験した。


鼻歌で、次女と帰宅した。