「世界を救う13人のおばあちゃんの言葉」
という本から、良い記述があったので
抜き書きしておきたい。
(長くてスミマセン)↓
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ホピ族の言い伝えによれば、
蝶は人間のスピリチュアルな変容のシンボルです。
「実存レベルで、まず蝶は、
芋虫の形で母なる大地を這って進むときは、
目の前にあるものだけを見ています。
やがて生育期に入り、小さな繭の中にこもって、
暗闇の世界に入ります。
この暗闇の中で、その組織は完全に分解されます。
この期間に大きな変化が起きるのです」
ホピ族は、人間にとっても、
この暗闇がスピリチュアルな変容を遂げるためには
不可欠だと考えています。
ホピ族の神話できわめて重要視されるのが、
芋虫が暗闇の中ですでに蝶になっており、
繭の中で動き出し、再び生命の兆しを
見せることが出来るにもかからわらず、
準備が整うまでは繭を破って
飛び出そうとはしない、という事実です。
グランマザー・モナは言います。
「最後に、それはこの世界に、
この命の中に美しい生き物として現れます。
でもそれはすぐには飛び立ちません。
生命の基本要素、つまり水、空気、火、土と
再び関係を結んでいるかのように、
そこにじっとしています。
やがて、羽をばたつかせるときがきて、
動きが活発になり、
これらの生命の基本元素を用いながら
自らの内部の力を生み出していきます。
時が満ち、蝶が飛翔するとき、突然、
まったく違った視点から
蝶は世界を見ることになります。
より広大な美の視点、
ずっとずっと広い世界観を持つのです。
これが”蝶になる”ということについて教えられたことです」
(読みやすくするために改行しています)
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この本を読むと、
繭の中でじっとしていることや、あるいは
繭から出ても羽がしっかりするまで
時期を待つことは無駄ではないとわかる。
そう考えると、
私たち人間が時々凹んだり、落ち込んだり、
傷ついたり、スランプになったりすることも、
とても大きな意味があるのだろう。
次のステップを踏むためには、
どうしてもその暗闇に入らなくてはならない。
それを恐れるのは、もうやめよう。
今の自分の時期を見定めてみよう。
その暗闇は、明日へのステップかもしれない。
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これは、蝶について書いてあるのだが、
蝶だけがすばらしいという訳ではない。
他の虫たちも、個々に素晴らしい生き方をしている。
自然を注意深く見ていれば、
ひとつひとつが先生であり、
私たちはとても大きな学びを得ることが出来る。
私たちひとりひとりも自然の恵みの一つずつ。
一人一人の生き方に、無駄な部分はない。
良い手本だろうが悪い手本だろうが、
それを見た人は何らかの勉強となるだろう。
わかっているつもりでも、
本当は何もわかっていないのかもしれない。
じっと目をこらしてみよう。耳を傾けよう。
生命の不思議をもっとよく知ろう。
かかわりあいをもっとよく感じよう。
そして、自然に感謝しよう。
地球上で周りに生かされているとわかり、
それを人生に生かしていくことで、
私たちは霊的に向上することが出来るのだから。