以前、泥団子の記事を書いた。→泥団子
今回の記事は、その第二弾。
(単独記事としても、読めます)
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昨日の朝、何気なくテレビを見ていたら、
泥団子の話が出てきた。
カリスマ左官?さんが、一生懸命に
泥団子を作っていた。
その泥団子は、洞爺湖サミットに集まった首脳の
奥様方に見せる予定なのだという。
アメリカの土と、北朝鮮の土を練り合わせて、
世界平和を訴えたいらしかったが、
どうも土の相性が悪くてなかなか
上手にいかないようだった。
すぐひびが入ってしまう。
が、彼は諦めず、何度も何度も挑戦。
粘土をこねては、手で丸くしていた。
サミットの開催日ぎりぎりになって、
それはようやく完成した。
その混ざり合った土で出来た泥団子は、
黒と赤茶と灰色がマーブル模様のようになっていて、
銀粉をふりまいたように全体がキラキラと輝いていた。
まるで、水のない、
出来上がったばかりの地球に見えた。
たくさんの泥団子を持って、
首脳の奥様方に見せたら、
とても喜んでくださった、というニュースだった。
彼が泥団子を作っている様子を
TVで見ているときに、私は不謹慎にも、
相性の悪い土は、どこまでこねても混ざらないし、
丸くなどならないのではないか、と思っていた。
土そのものも、土地を代表するオーラを持っている。
そこに住む人間の思いも、混じっているはずだ。
水と油のように、反発し合っている国ならば、
やはり土も混ざらないのではないか。
ところが、その左官さんは、見事にやり遂げた。
私は彼の技術にビックリすると同時に、
その左官さんの「地球をよくしたい」という気持ちの大きさに
心を打たれたのだった。
愛こそが、全てを丸くするのだ・・・。そう思った。