「一般意味論」の本を読み、

そこでわかったことと、私が思ったことを混ぜて、

ここ数日間ブログに書き留めてきた。



実は、この一般意味論は最後に「論」がついているので、

論理学的に考えたとき、

矛盾点が生じてしまうなどの理由(?よくわからない)で、

学術的には、実はあまり重視されていないらしい。


けれども、論理学としては認められないとしても、

私はこの考え方は素晴らしいと思うし、

日常生活で人間関係を円滑にするために、

必要なスキルなのではないかと、私は勝手に思っている。


では最後に、

「一般意味論」の本から、

私が大事と思った箇所を抜き書きしておきたい。



***** 抜き書き部分 ↓ *****


(略)・・・ただ前にも述べたように、

一般意味論を言語教育の中で教えるのは、

単にその言語分析の技術的な知識ばかりではない。


そうした知識を肉体化し、生かして使えるようにするには、

日常の態度や習慣にまで

及ぼしていくことが必要である。たとえば、


1,答え(反応)を留保する態度・習慣

 (シグナル反応ではなく、間をおいた反応)


2,一般化することへの慎重さ

 (「近頃の若者は」式のせっかちな一般化を防ぐ)


3,わからないことについて、

 相手に「もう少し説明してくれませんか」と問い返す習慣、

 また自分でも「ちょっと待ってください、調べてみます」

 という態度・習慣(思いこみ型におちいらぬよう)


4,批判的に聴きとり、読みとる習慣。

 報告と推論と断定を注意深く区別し、

 その根拠を吟味する態度・習慣


5,黒か白か式の二値的反応を避ける態度・習慣


などを養わせることは、

単に言語教育にとどまらず、その人の思考全般に、

さらには広く一般の対人関係にも

好ましい影響を与えるものである。


***** 抜き書き部分 終わり *****


一般意味論-言語と適応の理論-

   井上尚美 福沢周亮 平栗隆之 著  より

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(古い本なので、amazonでは検索出来ませんでした)