先日、テレビで、予言者の番組を見た。
その人の名は、「ジュセリーノ」といって、
現代のノストラダムスのような人だ。
彼が夢の中で見たことが、将来現実になることが多く、
世界各国に警鐘を鳴らしているとのことだった。
今回の番組の企画は、彼に来日してもらい、
これから日本を含め世界で起こる事を、
スタジオで直接しゃべってもらっていた。
(ただ、これは、あくまでも予言であり、
その通りになるとは限らない。
私たちの心がけ次第で、将来はどうにでも変わる。)
地震とか津波とか、殺人的な猛暑、インフルエンザ、
温暖化によるテング熱の発生。
しまいには、地球に小惑星が衝突するとも・・・。
その話を聞いて、私は、減少する人類のことよりも
地球に対して申し訳ない気持ちで一杯になった。
今まで、人間がとても我が儘であったことを
人類代表のつもりであやまりたかった。
たとえ、人類が絶滅してしまったとしても、
この地球だけは、この星だけは、
今のような美しい青色でいて欲しい。
そんな風に思う。
そして、自分を含めた人間に対しては、
ふと、良寛さんの言葉が浮かぶ。
「災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。
死ぬ時節には、死ぬがよく候。」と。
これは、もう人生なんてあきらめてしまえ、という意味ではない。
人間の寿命なんて、元々、微々たる時間だ。
でも、その与えられた時間を大切に使いたい。
今後起きるかもしれない何かに不安を抱えているより、
今できることをちゃんとしていた方が、
エンドマークが出たときに後悔が少ないと思う。
後悔が少なければ、どんな終わり方でもその人生は成功だ。
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この番組を見たら、もうなりふり構っていられなくなった。
これからは、惰性で本を読むのは止めよう。
明確に、読みたい本だけをチョイスしよう。
生きている内に、まだ吸収したい知識がいっぱいある。
まだ間に合うだろうか。まだ読めるだろうか。
ああ、読みたい。あれもこれも。
インフルエンザだろうが、猛暑だろうが、
津波だろうが、病気だろうが、死ぬときは死ぬ。
そんな死因なんかどうだっていい。
今一番気になるのは、
死後の世界にも図書館があると良いなあ、ということ。
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ところで、たった今思いついたのだが、
知識欲というのも煩悩の一つなのだろうか?
もしかしたら、タイムリミットが近づいているのを知って、
我知らず、あせっているのかもしれない。
焦る自分を抑えよう。
あれもこれも読みたいと思う気持ちを抑えよう。
今、本を読めることを、まず感謝しよう。
与えられた時間にするのは、
読んだ本の冊数を増やすことではない。
読んだ本をいかに吸収するか、
そちらの方が大切なのだから。