先日、テレビで、予言者の番組を見た。

その人の名は、「ジュセリーノ」といって、

現代のノストラダムスのような人だ。


彼が夢の中で見たことが、将来現実になることが多く、

世界各国に警鐘を鳴らしているとのことだった。


今回の番組の企画は、彼に来日してもらい、

これから日本を含め世界で起こる事を、

スタジオで直接しゃべってもらっていた。

(ただ、これは、あくまでも予言であり、

 その通りになるとは限らない。

 私たちの心がけ次第で、将来はどうにでも変わる。)


地震とか津波とか、殺人的な猛暑、インフルエンザ、

温暖化によるテング熱の発生。

しまいには、地球に小惑星が衝突するとも・・・。


その話を聞いて、私は、減少する人類のことよりも

地球に対して申し訳ない気持ちで一杯になった。

今まで、人間がとても我が儘であったことを

人類代表のつもりであやまりたかった。


たとえ、人類が絶滅してしまったとしても、

この地球だけは、この星だけは、

今のような美しい青色でいて欲しい。

そんな風に思う。


そして、自分を含めた人間に対しては、

ふと、良寛さんの言葉が浮かぶ。


「災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。

 死ぬ時節には、死ぬがよく候。」と。


これは、もう人生なんてあきらめてしまえ、という意味ではない。


人間の寿命なんて、元々、微々たる時間だ。

でも、その与えられた時間を大切に使いたい。


今後起きるかもしれない何かに不安を抱えているより、

今できることをちゃんとしていた方が、

エンドマークが出たときに後悔が少ないと思う。


後悔が少なければ、どんな終わり方でもその人生は成功だ。


*****


この番組を見たら、もうなりふり構っていられなくなった。


これからは、惰性で本を読むのは止めよう。

明確に、読みたい本だけをチョイスしよう。


生きている内に、まだ吸収したい知識がいっぱいある。


まだ間に合うだろうか。まだ読めるだろうか。

ああ、読みたい。あれもこれも。


インフルエンザだろうが、猛暑だろうが、

津波だろうが、病気だろうが、死ぬときは死ぬ。

そんな死因なんかどうだっていい。


今一番気になるのは、

死後の世界にも図書館があると良いなあ、ということ。


*****


ところで、たった今思いついたのだが、

知識欲というのも煩悩の一つなのだろうか?


もしかしたら、タイムリミットが近づいているのを知って、

我知らず、あせっているのかもしれない。


焦る自分を抑えよう。

あれもこれも読みたいと思う気持ちを抑えよう。


今、本を読めることを、まず感謝しよう。

与えられた時間にするのは、

読んだ本の冊数を増やすことではない。

読んだ本をいかに吸収するか、

そちらの方が大切なのだから。