また、赤っ恥な記事を書こうと思う。
昔むかしの話。
今までずっと関東暮らしだった私。
が、長女が生まれてすぐに、夫の転勤で関西へ引っ越した。
近くに親もいないし、友人もほとんど出来ないまま、
長女は2~3才まで成長した。
当時私は、相談する人が身近におらず、
子育てに向いていないとずっと自分を責め続けていた。
まだ、スピリチュアルのスの字も勉強していない時だったので、
何故自分は子宝に恵まれたのかという意味もわからない。
面倒くさがりで自己中心的な自分。
それなのに、子育てをしなくてはならないなんて、
なんと人生はうまくいかないのだろうか。
たった一人で、未知の育児に困り果てていた。
あるとき、公園で、同年齢くらいの子をつれたお母さんを見た。
そのお母さんは、
「あなたがそんなことをすると、
恥ずかしいからやめて!」と注意していた。
それをぼんやりと見ながら、
「ふ~ん。ああやって注意すればいいのか」と学習した。
だから私も、同様に叱るのが当たり前だと思った。
ある時、道ばたで、上記の通りに長女を叱っていたら、
関西のオバチャンが数人、サーッと寄ってきて、
口々に長女のことを「かわいいねえ、かわいいねえ」と
ほめてくれた。
まず、そのセリフにびっくりした。
『かわいい?この子が?私にはそんな風に思えないのに。』
他人にはかわいく見えて、
親にはかわいく見えないって、どういうことだ??
呆然としている私にオバチャンのひとりが
「全然、恥ずかしくなんかはないのよ」とそっと言ってくれた。
この一言で、また心の中に
ス~ッと風が吹き抜けた気がした。
『あ、恥ずかしがる必要はなかったんだ・・・』と。
どうやら、当時の自分は、
良い母親になろうと思う気持ちが先行しすぎていて、
子ども自身をまったく見ていなかった気がする。
恥ずかしいと思う気持ちも、子どものことなんか関係なくて、
『ダメな母親と思われたら、不安・不満』の思いだった。
この時の、オバチャンたちの一言で、
私の子育ては徐々に変わってきたように思う。
あのオバチャンたちのおかげだ。
まるで神様のような方達。救われた思いがする。
どん底からすくい上げてくれた一言だった。
だから、もし、今若いお母さんで、
子どものことを「恥ずかしいから」という理由で叱る人がいたら、
「それは違うのよ」とそっと教えてあげたい。
これが、私にとってのオバチャン達へのご恩返しだと思っている。
あなたの子どもの行動は、
全然、恥ずかしくなんかないんだよ。
子どもがあなたに恥をかかせたくて、
やっている訳じゃないんだよ。
だから、どうか、子どもを責めないであげてね。
自分自身をも、あまり責めないでね。
そして、自分の気持ちではなく、
子どもの気持ちを汲み取ってあげてね・・・。