今まで、自分の恥部をさらすようで
UP出来なかった夢の話を、今回書こうと思う。
これを見たのは、2年前(2006年)。
****
夢の中で、神父or牧師だった私。
男性で、初老。聖職の中でも、上の地位だったようだ。
高層ビルの、とある階の窓際に立っている。
窓の外を見ると、下の地面が霞んで見えない。
自分は地上より遥かずっと上の方にいるので、
とても満足している。
自分は死後、ここに来ているようだった。
生前の努力によって、住める階が違うらしい。
自分は、とても良い生活をしてきた。
だから、このぐらい上の階層は当たり前だと
自画自賛している。
ふと、振り返ると、エスカレーターがあって、
上に上がれるようだった。
どんな人が上にいるのだろう、
ちょっとご挨拶に行こう・・・。
ところが、エスカレーターに乗ろうとする前に、
エスカレーター両脇に立つ警備員に
制止させられてしまった。
「あなたは、ここから先はいけませんよ。
まだその資格はないのです」
「ああ、そうでしたか・・・。」私は納得したが、
「ちなみに、上の方はどのような方ですか?」
と一応尋ねてみた。
すると、警備員のひとりがにこやかに、
「娼婦の方でございます」
と返事。
それを聞いて、私は無性に腹が立った。
何?娼婦が、自分よりも上?!
そんな馬鹿な。自分は、神の道に従って
こんなに頑張ってきたのに、
何故、娼婦ごときが、上に上がれるのだ?!
・・・などと、怒りのあまり、地団駄する夢だった。
*****
夢から覚めて、とてもガッカリした。
職業に卑賤無し、と日頃、思っているはずの私が、
「娼婦」という肩書きを聞いて腹が立つのは
その職業を馬鹿にしているのと同じ事だったから。
自分の未熟さに、情けなくなった。
その後、少し冷静に戻って
何故、その娼婦の方が自分よりも上だったか、
ちょっと考えてみた。
やはり、他人への愛情を
一片でも多く持っているかどうか、
その辺りで差が出てしまったのだろうと思う。
神様のために働いているつもりでも、
本当に神様が喜ぶ仕事でなければ、
それはまったく無為な事なのだ。