今まで、自分の恥部をさらすようで

UP出来なかった夢の話を、今回書こうと思う。

これを見たのは、2年前(2006年)。


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夢の中で、神父or牧師だった私。

男性で、初老。聖職の中でも、上の地位だったようだ。

高層ビルの、とある階の窓際に立っている。

窓の外を見ると、下の地面が霞んで見えない。

自分は地上より遥かずっと上の方にいるので、

とても満足している。


自分は死後、ここに来ているようだった。

生前の努力によって、住める階が違うらしい。


自分は、とても良い生活をしてきた。

だから、このぐらい上の階層は当たり前だと

自画自賛している。


ふと、振り返ると、エスカレーターがあって、

上に上がれるようだった。


どんな人が上にいるのだろう、

ちょっとご挨拶に行こう・・・。


ところが、エスカレーターに乗ろうとする前に、

エスカレーター両脇に立つ警備員に

制止させられてしまった。


「あなたは、ここから先はいけませんよ。

 まだその資格はないのです」


「ああ、そうでしたか・・・。」私は納得したが、

「ちなみに、上の方はどのような方ですか?」

と一応尋ねてみた。


すると、警備員のひとりがにこやかに、

「娼婦の方でございます」

と返事。


それを聞いて、私は無性に腹が立った。


何?娼婦が、自分よりも上?!

そんな馬鹿な。自分は、神の道に従って

こんなに頑張ってきたのに、

何故、娼婦ごときが、上に上がれるのだ?!


・・・などと、怒りのあまり、地団駄する夢だった。


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夢から覚めて、とてもガッカリした。

職業に卑賤無し、と日頃、思っているはずの私が、

「娼婦」という肩書きを聞いて腹が立つのは

その職業を馬鹿にしているのと同じ事だったから。


自分の未熟さに、情けなくなった。


その後、少し冷静に戻って

何故、その娼婦の方が自分よりも上だったか、

ちょっと考えてみた。


やはり、他人への愛情を

一片でも多く持っているかどうか、

その辺りで差が出てしまったのだろうと思う。


神様のために働いているつもりでも、

本当に神様が喜ぶ仕事でなければ、

それはまったく無為な事なのだ。