先日、「何のために生きるのか」という本を読んだ。
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私が尊敬する稲盛和夫さんと、
作家の五木寛之さんが対談をしている。
この本には、大切なメッセージが
たくさん書いてあったのだけど、
それよりもまず驚いたことが1つあった。
以前、五木さんの「大河の一滴」を読んだとき、
(なにこれ。隔靴掻痒じゃないの。
大事なことが、もうあと一歩、先にあるのに。
すごくもどかしいなあ。)
とがっかりしたことがある。
そのときのもどかしさが氷解したのだ。
実は、五木寛之さんは制約を受けている。
作家故の制約。
公の作家は、何を書いても良いわけではない。
倫理だかなんだかに抵触すると、
「それはちょっと・・・」と言われてしまうのだそうだ。
そういうもどかしさの中で、
「大河の一滴」本は書かれていたのだ。
それを「何のために・・・」の本で知ったので、
(ああ、五木さんは、
この先のことがわかってても書けないのだ)と合点した。
そしてまた、稲盛さんも同じらしい。
公職につきつつ、仏門に入ることになったのだが、
お坊さん達が集まる会合で
すごく良いことを提案しても、お茶を濁されてしまうらしい。
「それはちょっと出来ませんよねえ・・・」などと。
みんなにとって良いことを発言したり実行したくても、
何故か周りの反対にあってしまう。
なんだかそういう、大人(私も一応成人してるけど)の
嫌なドロドロした部分が見えて、がっかりしてしまった。
稲盛さんと五木さんには、
そんな周囲の荒波に負けず
これからも頑張っていただきたい、と心から思う。
そして、自分は肩書きのないお気楽主婦なので、
制約も何も受けることもなく
言いたいことをブログに書けて
本当に幸せだなあと思った。
