母は、私が大学生の頃、リュウマチになった。
母は、性格的に頑固なところがある。
父に対して、もっと甘えたりすればいいのに、
それはプライドが許さないらしい。
新婚のある時、具合が悪くて寝ていたら、
父に「仮病なんか使うな」と言われてカチンとし、
その後は具合が悪くても、
絶対に横にならないと決めた人だ。
そんな母が、リュウマチになったとき、
心の中で何かが変わったと本人は言う。
病気を通して、自分の生き方を見直したらしい。
果たして、悪化の一途だったリュウマチは
急に進行が止まった。
これには医者も首をひねっていたほどだ。
****
姑は、私が嫁入りして数年後に子宮筋腫の手術をした。
子宮は女性を表す臓器だ。
姑は昔から男勝りなところがあり、
兄弟たちから男同然に扱われてきたらしい。
日頃から、夫である舅には、
女性らしいいたわりをかけてもらったこともないようだ。
「女らしい声(手etc)でいいね。」と私をほめる姑。
女性に生まれながらも女性らしくないという
姑のコンプレックスがあるようだ。
周りからも、当の本人からも
女性性を否定されてしまったから、
子宮が悲鳴を上げたのではないかと
私はひそかに思っている。
****
私の夫は、とにかく人の悪口を
当人を前にしてずけずけと平気で言う。
ミスを指摘して、その上、
その人の人格を傷つける言い回し。
毒を口からはき出すせいか、
だいたい一年に1度は喉を痛めて寝込む。
****
父は、現在、腎臓に異常がある。
医者任せ薬任せだった生き方から、
自主的に病気と向き合うことで
少しずつ心が穏やかになってはいるが、
それでもなんらかのわだかまりが
まだあるような気がする。
たとえば、長男(私の弟)に対しての不満。
あるいは、重役だった身分を退いても、
自分を特別に扱ってもらいたいと未だに感じて、
近所の農家の人を小馬鹿にしていた思いとか。
****
これらの思いついたことは、当人には話していない。
全て私の憶測だ。
私は専門家でもなんでもないので
自分の周囲の状態しかわからないが、
こうやって色々な人を見ていると、
病気にはやはり意味があると思う。
「病気は悪い」と、一概に決めつけられない。
本当に悪いのは、
自分の臓器を自分で痛めつけている自分に
気が付かない姿勢なのだ。
なんでもかんでも他人のせいにしていないか、
明らかに無理を重ねていないか、
悪口や悪意を自分や他人に発していないか、
人を傷つけたり騙したり陥れようとしていないか。
悪い気を自分から出せば、
体に悪い影響が絶対に出る。
「自分に落ち度はない」と思っている人ほど
病気になりやすいような気がする。
病気は、「その生き方で良いの?」と教えてくれる、
大切なきっかけになる。
私はもちろん病気にはなりたくないので、
日頃から周りの人の言動をよく見て
学ばせてもらっている。
おかげで肩こりもなくなったし、
口内炎が出る頻度も格段に減った。
この健康状態を維持するために、
死ぬまでずっと
「悪い気」を出さないように生きたい。
(反対に「良い気」を発することが出来る人が
ヒーラーになれるんだろうね。)