母は、私が大学生の頃、リュウマチになった。


母は、性格的に頑固なところがある。

父に対して、もっと甘えたりすればいいのに、

それはプライドが許さないらしい。


新婚のある時、具合が悪くて寝ていたら、

父に「仮病なんか使うな」と言われてカチンとし、

その後は具合が悪くても、

絶対に横にならないと決めた人だ。


そんな母が、リュウマチになったとき、

心の中で何かが変わったと本人は言う。

病気を通して、自分の生き方を見直したらしい。


果たして、悪化の一途だったリュウマチは

急に進行が止まった。


これには医者も首をひねっていたほどだ。


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姑は、私が嫁入りして数年後に子宮筋腫の手術をした。


子宮は女性を表す臓器だ。


姑は昔から男勝りなところがあり、

兄弟たちから男同然に扱われてきたらしい。


日頃から、夫である舅には、

女性らしいいたわりをかけてもらったこともないようだ。


「女らしい声(手etc)でいいね。」と私をほめる姑。


女性に生まれながらも女性らしくないという

姑のコンプレックスがあるようだ。


周りからも、当の本人からも

女性性を否定されてしまったから、

子宮が悲鳴を上げたのではないかと

私はひそかに思っている。


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私の夫は、とにかく人の悪口を

当人を前にしてずけずけと平気で言う。


ミスを指摘して、その上、

その人の人格を傷つける言い回し。


毒を口からはき出すせいか、

だいたい一年に1度は喉を痛めて寝込む。


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父は、現在、腎臓に異常がある。


医者任せ薬任せだった生き方から、

自主的に病気と向き合うことで

少しずつ心が穏やかになってはいるが、

それでもなんらかのわだかまりが

まだあるような気がする。


たとえば、長男(私の弟)に対しての不満。


あるいは、重役だった身分を退いても、

自分を特別に扱ってもらいたいと未だに感じて、

近所の農家の人を小馬鹿にしていた思いとか。


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これらの思いついたことは、当人には話していない。

全て私の憶測だ。


私は専門家でもなんでもないので

自分の周囲の状態しかわからないが、

こうやって色々な人を見ていると、

病気にはやはり意味があると思う。


「病気は悪い」と、一概に決めつけられない。


本当に悪いのは、

自分の臓器を自分で痛めつけている自分に

気が付かない姿勢なのだ。


なんでもかんでも他人のせいにしていないか、

明らかに無理を重ねていないか、

悪口や悪意を自分や他人に発していないか、

人を傷つけたり騙したり陥れようとしていないか。


悪い気を自分から出せば、

体に悪い影響が絶対に出る。


「自分に落ち度はない」と思っている人ほど

病気になりやすいような気がする。


病気は、「その生き方で良いの?」と教えてくれる、

大切なきっかけになる。


私はもちろん病気にはなりたくないので、

日頃から周りの人の言動をよく見て

学ばせてもらっている。


おかげで肩こりもなくなったし、

口内炎が出る頻度も格段に減った。


この健康状態を維持するために、

死ぬまでずっと

「悪い気」を出さないように生きたい。


(反対に「良い気」を発することが出来る人が

 ヒーラーになれるんだろうね。)