今までは、可哀想だからと
足下のアリを見かけたら
踏まないようにしていた。
が、最近では
考え方が変わってきた。
可哀想などとも考えない。
ただ、足をよけている。
アリの邪魔をしないようにしている。
「アリを踏まない」という行動は
端から見れば同じだけれど、
考え方が変わっている自分がいる。
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アリを踏もうと思えばいつでも出来る。
でも、それをしない。
「踏まないでおいてやる。ありがたく思え」や
「ここで踏んだら夢見が悪い」では
上からの目線だ。
それと同じように「可哀想」と考えるのは
私の主観だけだ。
でも、「アリの邪魔をしないように」、
というのは、アリの視点になっている(と思う)。
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スーパーで買い物をする。
店内をゆるゆると歩くと、
他の客も同じように歩いている。
ぶつからないように歩くのは、
相手への思いやりであり
また、相手からも思いやりを受けている。
そうやって、
お互いのテリトリーを保ちつつ
買い物をするのは、
なんと気持ちの良いことだろうか。