物だけではなく、だれかを独占しようとする人もいる。


「私の方が先に好きになったんだから、

 あなたは彼を好きにならないでね」

というセリフが典型的だろう。


すでに交際が始まっているなら

まだしも、

まだ片思いの段階で

このようなセリフを言うのなら、

独占欲がむきだしだ。


相手が人間であるのなら、

相手にも選ぶ権利はあるだろうに。


そういうことを無視して、

「自分が決めたから

 その人は自分の物だ」というのは

おかしい。


そもそも、人を好きになるのに、

順序は関係ない。


すでにカップルの片割れを、

別の誰かが

あとから好きになってしまう場合もある。


私自身は浮気や不倫は嫌いだし、

擁護する気持ちはさらさら無いのだが、

好きという気持ちは誰にも止められない

というのは事実だ。


ただ、好きという気持ちを

相手に押しつける権利は誰にもない。


相手を笑顔にする人間は、

たとえ自分ではなかったとしても

それを悔しがる必要もない。


相手が幸せであることを一番に考えられるのが

本当の愛だと思う。


所有権を持ち出す前に、

相手を真剣に愛しているのか

よくよく考えてみた方が良い。


昨日ブログで書いた、

ブランド品に関しても同じ事。

それを買って、本当に大事に使うのか。

愛着のある一品となるのか。

ただ買うだけ買って、家に転がしておくだけでは、

物を大事にしているとはいえない。


人も物も自分のところに来てくれたなら、

しっかり愛して大事に使い、

壊れそうになったらメンテして末永くおつきあいする。


そんな姿勢と責任が生じることを

忘れてはならないだろう。


対象物をころころと替えるのであれば、

結局は自分を愛しているだけなのだ。