楽しいことも苦しいことも
あっと言う間に過ぎていく。
それは、「むなしい」ともとれる。
手には何も残らないから。
でも、本当に残らないのだろうか。
私たちは、自分の人生を歩きながら、
そのときそのときに石を置いている。
嬉しかったときの石。
悲しかったときの石。
つらかったときの石。
楽しかったときの石。
その石は、過去の事実として、
永遠に輝き続けている。
だから、今、手元になくても、悲しむことはない。
それよりも、過去の石が良かったと
何度も振り返っていたら、
今、石を置くことが出来なくなってしまう。
人生は、置き石の道。
たくさん石を置いた人の人生は輝いている。
死ぬ間際に、自分の置いた石のひとつひとつを
愛おしく思えたら、
その人の人生はすばらしいものだったことになる。
でもつまらないつまらない、といいながら、
本当につまらない石を置き続けていったら、
トータルでつまらない人生になってしまうのは当たり前だ。
過去の石にこだわるな。
今、置きたい石は何なのか、
そっちを考えた方が良い。
過去がどうであれ、今の石から輝かせたって
ちっとも遅くないのだから。
他人の石に口出ししたり、こだわることも
つまらないことだ。
それより、自分の、今の石が大事なのだ。
毎日、素敵な石を置けたら最高だね。