人間関係に悩んでいて、たどりついたのは
スピリチュアルへの関心。
それも、導かれるように。
そのことについても、ちょっと書いておこうと思う。
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結婚して何年か経ったが、人とのつきあい方は
未だに苦手なままだった。
縁あって家族となった夫と子どもは、
今まで孤独だった私にとっては
とてもありがたい存在であったにもかかわらず、
どう接して良いのか、悩み続けていた。
長女を生んで、まもなくの頃だろうか。
私は、本屋で、「スピリチュアル」と書かれた題名の本を見つけた。
そんな言葉は初めて聞いたので、
最初はうさんくさくて手に取ることをしなかった。
でも、「スピリチュアル」と言う言葉が、
頭の中をグルグルと駆けめぐって、気にはなっていた。
でも、このときは、結局、買わなかった。
その後、2年位して、、夫の転勤の話が来た。
世田谷に引っ越すことになる。
住む場所が変わっても、別に生活は変わらなかった。
引っ越した先には近所に親しくなる人もおらず、
小さな長女と昼間、家の中でずっと過ごしていた。
本が好きだったので、近所で図書館があることを知り、
本を借りに行くことにした。
小さな長女の手を引いて。
長女はまだ3歳くらいで、歩くのがとても遅い。
強く手を引きながら、図書館まで歩いていった。
とてもイライラしていたことだけは覚えている。
結婚には向いていない。子育てにも向いていない。
何故自分は結婚してしまったのか。
そんなことをつらつらと考えていた。
そんなときに、偶然、道ばたで美輪明宏さんとすれ違った。
(これは過去の日記にも書いたので、割愛)
すれ違った美輪さんの鼻歌が、私の耳に入ったとき、
何かがガラリと変わった気がする。
今から思えば、あれがスピリチュアルへの転機だった。
そのときは、美輪さんが霊能力者と言うことも知らなかったし、
後に江原さんと「オーラの泉」という番組をやることさえ知らなかった。
ただ、美輪さんとすれ違ったその日、何故か、
うずうずと、新しい本が読みたくなってきた。
ずっと気になっていたスピリチュアルの本を買ってみようかな、
とさえ、何故か、ふと思った。
美輪さんとスピリチュアルがどうつながっているのか、
まったくわからなかったのに。
今から考えると不思議でならない。
世田谷で美輪さんとすれ違う経験をした後、しばらくして、
夫の転勤がまた決まって移動することになってしまった。
本社勤務になって喜んでいた夫にとっては、
たった1年だけで人事移動なんて
信じられない、何故なんだと、ずっと怒っていた。
そんな夫には悪いけれど、私にとっては
美輪さんに会うためだけに世田谷に来たのだと思っている。
その目的が達成されたから、世田谷から離れたのだろう。