今朝 夫が急に今晩フアンブンに行こうと言ってきました。
夫の以前の同僚のガールフレンド(結婚していない恋人)の家 のフアンブンで、夫にまで招待状をもらったのだと。
私にとっては 夫の元同僚すら知らない、全く関係ない人だけれど…
しかも今日急に言う?とも思うけど…
そんなのは もう慣れっこ!
夕飯を食べに行くだけと思えば、なんてことないです。
ということで 行く気満々でご祝儀とか支度していたら… 夕方になって夫が 元同僚は行かないのだと行ってきました。
意味わかんない
元同僚がいないのなら、そのガールフレンドの家に行ったとて、夫すら知り合いが誰もいないことになるのだから…
結局は私たちも行きませんでした。
こんな振り回され事は 日常茶飯事。
東南アジアンあるあるです!
さて
上の記事にも書きましたが、フアンブンとは 直訳すると「お祭りの家」で
その家の代々のご先祖様方が、現家族の幸せや健康を祈り もてなす
という体の お祭りです。
実はこのフアンブン
ご先祖様=死者 という事なのか、
お葬式が行われている家のこともフアンブンと呼ぶのです。
お葬式自体の事は
ພິທີເຜົາສົບ (ピティパオソップ) や
ສົ່ງສະການ (Songsaka:n/ソンサカーン) 火葬式
などと呼びますが
これらが行われている家(場所の意) の事をフアンブンと呼び、"フアンブンに行く"という言い方をします。
また
日本でも葬儀場の道案内の看板に「〇〇家 葬儀」など 矢印で示しますが、ラオスでは その看板にフアンブンと書いてあります。
お祭りと お葬式 の言葉が同じだと 混乱しないか…
という疑問もありますが
お葬式の記事にも書いたとおり、厳かな雰囲気はなく、にぎやかに まるでお祭りのようでもあったので…
なるほど ご先祖様も 今亡くなった方も、同じように現家族を振る舞うのだな
という私なりの理解になりました
ということで
本日はフアンブンに行かなかったけどw
フアンブンの言葉に お祭りの家 と お葬式の家、という二つのお祭り(儀式)がある
と言うお話しでした。