昨夜は、夫の友人宅がフアンブンだったので行ってきました。
ເຮືອນບຸນ (HuanBun/フアンブン)/ບຸນເຮືອນ(ブンフアン)
ເຮືອນ (Huan/フアン) = 家
ບຸນ (Bun/ブン) = お祭り
直訳すると「お祭りの家」「家のお祭り」ですが
その家の代々のご先祖様方が、現家族の幸せや健康を祈り もてなす
という体だそう。
日本でいう「お盆」は、現家族が ご先祖様の霊をお迎えし お見送りする という体なので、逆 ですね。
また、この ເຮືອນບຸນ (フアンブン) は 「お盆」のような決まった日はなく、各家で 大安の様な良い日であれば、いつ行っても良いのです。
※貧乏な家(夫)では、ເຮືອນບຸນ (フアンブン) を開催する余裕はありません。
私も、今までに3回ほど お呼ばれされ出席したことがありますが、昨夜は特に超お金持ちの家だったので、内容が豪華でした。
ເຮືອນບຸນ (HuanBun/フアンブン) は
お坊さんを家に呼び、夕方から読経によるお祈り後 参列者がご祝儀を渡す儀式があり、その後に参列者に料理がもてなされます。
翌朝は、家でサイバーツ
サイバーツ後にまた参列者に料理がもてなされ、つまり二日に渡って行われるのが一般的です。
昨夜は初日。
参列者は、女性はシン(ラオスの衣装(巻きスカート)) とパービアン(左肩から襷がけする長い布)を着用。※シンはあらゆる儀式で着用します。
サイバーツなどでも使うオーという器に ①白い封筒に入れたご祝儀(20万〜30万kip程度)、②花束(仏花)蝋燭セット、の2つを入れたものを持参します。
家の中で儀式が行われます。
↑参列者が多いので、順番待ち
部屋の奥に、仏壇のような大きな箱?台?が設置されます。これは、お寺などから借りてくるもの。(トラックで運ぶ)↓
その箱の前に、その家の女性たちが白いシン(ラオスの衣装(巻きスカート)) とパービアン(左肩から襷がけする長い布)の白装束で来客を出迎えます。
参列者は、持参の器ごと白装束の家の人に差し出します。
家の人が お祈りをし参列者は手を合わせてお祈りを受けます。
家の人はお花とご祝儀の封筒を受け取り、お土産を入れた器を返してくれます。↓
↑お土産の中身は、お菓子各種とカオトム(ラオスのちまき)
↑参列者が入れ替わり立ち代わり。
お土産をもらった参列者は、外に出て、夕食のお相伴にあずかります。
私たちも、美味しく頂きました
お金持ちの家だったので、ビュッフェには、ローティ屋さんもピンカオ(ラオスの五平餅?) やその他もバラエティ豊富でした。
また、ラオス伝統楽器の音楽生演奏もありました
ເຮືອນບຸນ (フアンブン)は、基本的にお酒を振る舞いません。お水とジュース各種のみ。
でも、儀式後のパーティの(料理を振る舞う)ときは、ビールを振る舞っている家もあり…
昨日のເຮືອນບຸນ (フアンブン) は、ビールが出なかったので素晴らしい!
なので、私も楽しかったです
以上が
「ເຮືອນບຸນ (HuanBun/フアンブン)」でした