ラオスには、プライバシーという言葉は ありません。
昨日の投稿
ほとんどの物を共有するということも、プライバシーの無さを表しています。
ブロ友さんから「高いもの、お気に入りのものは隠すことになりそう」とコメ頂きましたが、まさにそれ!私は、人に使われたくない物は 目につかない所に隠しておいています。
また、以前のFacebookの記事
↑のとおり
今、どこで何をしているかをリアルタイムでお知らせします。
誰々が、誕生日だとか、記念日だとか、入学、就職、事故にあった、病気した、喧嘩した、酔っ払った、亡くなった、、、
重要な事から些細なことまで
とにかく何でもかんでも 情報シェアします。
上のFBの記事でもかきましたが
私が原因不明の救急搬送時にも、蹲っている私の写真を撮り、リアルタイムでFBにアップされた時は、衝撃的でした。
これは、ラオス人にとっては良かれとしている事だったんです。
また
ラオス人は、国内旅行で外泊する時は
その地に親戚や友人が住んでいれば、ホテルは取らずに親戚や友人の家に泊めてもらうのが普通。
以前、日本へ留学経験があるチッキちゃんの家に急遽 泊めて貰う事になった時
"(泊めてくれて) ありがとうね"
と普通にお礼を言うと
その場に居たチッキちゃんの友人(外国人に面識ない) が
"何でお礼を言ってるの?"
と、不思議がり、チッキちゃんは
"日本人は、他人が家に泊まる時、ベッドのシーツとかスリッパとか準備するんだよ!だからお礼言うの!"
と友人に説明していました。
ラオス人は元々全てが共有物で、来客の為にシーツを変えたりいちいち準備などありません。
しかも、人が家に泊まるのが極普通で、ただ泊まっていくだけ、準備もなきゃ お礼も無いんですね。
私としては「他人の家に無神経にズカズカ上がり込む」みたいな、感覚で気が引けますが。
友達同士や社員旅行で、ホテルやゲストハウスなどに泊まる時も、必ず他人と同室ですし。
プライバシーなんか、ありゃしない
でも、よく考えてみると
「プライバシー」という言葉にあたる日本語って無い様に思います。
「人権」や「個人情報」…違いますね
つまり
昔の日本もプライバシーって無かったのかな…なんて。
とは言え
私がもしラオスに永住したとしても
永久に慣れる事はないであろう文化
それが
「プライバシーがない」ということ
でした