新宿/目白 暮らししつらえ屋
NEWS
皆さんこんにちは!
暮らししつらえ屋 いしやまです。
どうやら
『今年もあと100日』だそうですよ。
あと100日と聞いて
皆さんはどんな感覚になりますか?
わたしは漠然としすぎてしまって
あと100日の感覚がよくわからないので
『え!あと100日?ヤバい〜!!』
『あと100日でなにやろうかな?』
…とか思った事もなく。
ただ、いつもたんたんと受け止めているなと
感じ始めました。…うん。マイペース万歳。
そんなこんなで今回は
『元幼稚園教諭が教えたい絵本・本』のおはなし。
毎月ご紹介している
おすすめ絵本・本。9月版。
歳を重ねるごとに子どもの頃に読んだ同じ絵本でも
感じ方や捉え方が変わっていきます。
絵本は一度だけでなく
何度も読んでみてみてほしいのです。
きっとその時に気付けなかった気持ちに
気づくことが出来ますから^^
さて今回のオススメはこちらです。
●たまごのはなし しおたにまみこ
本屋さんで目があってしまったのです。
えぇ。このたまごさんと。
それは昔、中学生時代に開いた英語の教科書で
『ハンプティダンプティ』を見た時の
衝撃と似ていました。
たまごって…なんでこんなに
顔のパーツ中心になりがちなんだろう…と
素朴な疑問がよぎりましたが
それはまぁ置いといて。
まず絵のタッチに引き込まれ
クセになるキャラクターたちと
言葉の言い回し。
かわいいキャラクターとは言い難し。
どちらかというとヘンクツでひねくれてるけど
人間にもいるよねこういう人。って思っちゃう。
3つのおはなしが入っています。
たまごが経験して見ている世界をぜひどうぞ。
●ねるじかん 鈴木のりたけ
鈴木のりたけさんの絵本は全部オススメしたい。
それくらい面白いし、想像力を掻き立てられる
子どもはワクワク・大人も楽しい絵本ばかりです。
このねるじかんを読んだ時
わかるーーー!!!が第一声でした。
わたしが子どもの頃、
夜は大人の時間だからと言われてて
早く寝かせられてた時のこと。
ぱっと目が覚めたら真っ暗静か。
『夜中だ!!』と思ったらワクワク目が冴えて
大人の時間を過ごしてみたいと居間のふすまを
開けたら…
画面には金曜ロードショーの文字。
ポテチにコーラがテーブルに。
『大人の時間ズルいじゃんか』と思った記憶が
蘇りました。
絵本にはもちろん出てこないけどね。
ちなみに金曜ロードショーは刑事コロンボでした。
大人は早く子どもを寝かせたいのだ!!というのが
よくわかる。でも夜への憧れみたいな子どもの気持ちもよーくわかる。
子どもの目に映る夜はもしかしたら
この絵本のようなのかもしれませんね。
絵本で思い出深い出来事があります。
幼稚園教諭時、
保育参観日が必ずありました。
タイムテーブルに『読み聞かせ』があったのですが
私が読むのではなく
親御さんに読んでもらうというのが恒例でした。
一冊を3人の方に読んでもらうのですが
緊張な面持ちの方も子どもたちのために
絵本のキャラになりきってくださるからw
これがまぁウケてウケて
子どもたちが最高な笑顔と笑い声で喜ぶんです。
見ている親御さんも涙を流しながら笑い合う。
そこからその絵本は忘れられない一冊へと
変わるわけなんですよね。
子どもたちも親御さんも。
そんな経験、今はもう出来ないのかな。
コロナが落ち着いたら
そんな時間をまたやって欲しいし
またやりたいなと思ったのでした。
どなたかのお役に立てたら嬉しいです。
それではまたここでお逢いしましょう!
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本執筆中
前AERA with Kids編集長・書籍プロデューサー
江口祐子さんご指導のもと
実際に本を書くことになり絶賛執筆中です。
応援宜しくお願い致します