検査前日は、食事から制限がある。
果物、野菜、こんにゃく、雑穀類など食物繊維といわれるものを含む食べ物はすべてアウト。というのも、繊維質が腸内に残ると内視鏡検査のときの死角となるかららしい。
それは、実際に自分の腸をモニターで見たときに納得。
私は、三食トーストと卵と飲み物(水とお茶)にした。もっとも、緊張していたのか、食欲もなかったけど。
そして、就寝前に腸を動かす薬と下剤を飲む。
翌朝効く薬らしいが、私の場合は、2~3時間後には効果あり。腹痛と下痢で・・・・もういやだと思った。でも、これははじまりにすぎない。
よく眠れないまま翌朝起きるやいなや、2度目の下剤と2Lの水で溶かした腸内洗浄のための薬水を2時間かけて飲まなければいけない。
少しずつ飲むのだけど、これがなかなか大変。飲んで30分ぐらいからトイレ通いがはじまる。
腸内がきれいになるというのは、排泄物が透明になるということらしく。それまで続けなければいけない。
もっともほとんどの人は2Lも飲めばそうなるけど、だいたいこれに2時間かかる。最後の方は、痔になったかのようにお尻が痛む。
そして、午前検査の私は、家を出て駅に向かった。途中で、トイレに駆け込むかもと途中駅のトイレの位置は、すでに確認済だったけど、その必要はなかった。
で、無事クリニックに到着。
内視鏡専門のクリニックは、おしゃれなビルにあった。待合室も落ち着いた雰囲気で、私が行く下町の診療所とは一味違う。
まずは、受付して、順番を待った。


今年に入ってから、白内障の診断にはじまり、自分自身のからだと否応なしに向き合わざるを得ない出来事が続いている、。
まあ、そういう年だよ。といわれれば、それまでだけど、自分自身の身に降りかかるとなかなか重い想い囚われる。
それが、どの症状もごく軽く初期的な兆候にすぎないとしてもだ。
健康に自信があるわけではないが、それなりに食事も生活も気をつけているはずだっただけに、ショックも大きい。
いや、いや、どんなに健康的な生活をしていても。「病」も「老い」も見逃してはくれないということが頭でわかっていても、自身の身に起こると戸惑ってしまう。

そのひとつが、大腸がん初期チェックの潜血反応陽性。
なんの自覚症状もなく、結果をみてから、ネットの大腸がんリスクテストでも問題なしの部類なのに・・・。なんかの間違いかと思った。
でも、DNAには勝てない。家族にはがん遺伝子が確かに存在するからという思いで、思い切って大腸内視鏡検査を受けることにした。

大腸内視鏡検査って、お尻からカメラを入れて・・・と考えるだけで恐ろしく、しかも痛そう。胃カメラだって怖くってうけたことないのに・・・。
で、近所のお医者さんに泣きついて「痛くないクリニック」を紹介してもらった。
予約は、ネットで自分でとった。幸い、2ヶ月後の昨日に予約することができた。

予約と同時に、大腸内視鏡検査のためのキットがクリニックから送られてきた。
そう、大腸内視鏡検査は、検査前日からスタートする。長い検査となのだ。


もうすでに1ヶ月前ほどの話になるが。孫息子と2人で 「ドラえもん」を見に行った。
彼の意思を尊重したとはいえ、正直私は、内心乗り気ではなかった。

息子の小学生の時、2,3度見たきりだから、30年ぶりぐらいのドラえもん映画だ。
息子と見たときは、どらえもんのTVの主題歌が流れると劇場の子供たちがそろって、歌いはじめて、劇場の中に一種の一体感があった。でも、今回は、そんな風景はみられず、子供たちは静かに鑑賞している。

退屈するかもなんて思っていた私は、物語が進むにつれ、すっかり物語の中へ、最後にはウルウルする始末。となりに孫がいるのさえすっかり忘れていた。
う~ん、たぶん、シンプルな勧善懲悪のストーリーがとても心に響いたんだと思う。
子供の映画にすべてがつまっているのかもしれない・・・そういえば、ずいぶん前の本のタイトルだか、コピーかに
「僕は人生のすべてを幼稚園の砂場で学んだ」というのがあったと思い出した。
それとも、徐々に私自身が幼児返りしているのだろうか?
それはそれで、よいのか・・・?ちょっと心配だけど。

さくらが特別好きなわけでもなく、さくらの開花を首を長くして待つタイプではない。
でも、今年のさくらは、例年になく美しいと思う。
とくに、先日、母の病院への付き添いのために、乗ったタクシーの窓から見た鴨川沿いのさくらたち。
あるいは、祇園白川へと通じる小道を彩るさくらは、はなやかで、それでいてやさしく春の訪れを告げるようで、
かってないほどの感動を私にあたえてくれた。
そう、はじめてさくらを愛でる人の気持ちが少しわかったような気がした。

その翌日、歩いた高瀬川沿いのさくら並木、寺院にさりげなく色を添える年月を隔てた威厳ある桜。
東京で見るさくらより、京都で見るさくらは、もっと自然な美しさをもつかに思えた。
京の町にさくらは、ほんとうによく似合う。

また、来年も母とさくらを見ることができればいいとしみじみと思う心情が、さくらの美しさをより一層際立たせたののかもしれない。


ついつい見た映画を記録するのを忘れてします。
3月に見た映画2本

●ウルフ オブ ウォールストリート

ディカプリオ主演のウォール街の話ということで、かってのマイケル・ダグラス主演の「ウォール・ストリート」とイメージして見に行ったけど、大違い。ウォール街の成功者をデフォルメ表現した映画だったのかも・・・。正直疲れる映画だった。

●17歳
私の好きなオゾン監督の作品ということで見に行った。「性」の前で揺れ動く17歳の少女のお話。彼女の援助交際がどうこうというより、最後の方のシーンで死亡した客の妻と話し合う場面が一番素晴らしかった。