フライブルクの広場で、フライブルクの名物のソーセージを挟んだパンを食べた後、車で約1時間ぐらいで、
黒い森のひとつのほぼ頂上に到着した。
黒い森は、いくつかの山の連なりをさすようで、その山はいずれも1000メートル級の山々。フライブルクはその山並みの南西に位置している。

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頂上には、ロッジが立ち並び、お茶を楽しんでいる人達でにぎわっていた。ウェイトレスはドイツの民族衣装を着ていてとてもかわいい。
さらに高い頂きには、まだ雪が積もっていて、スキーを楽しむ人もチラホラ。
ロッジでは、お茶と黒い森のチェリーケーキというのを食べた。たっぷりのクリームで、うわ~と思ったけど、意外とそのクリームが軽くさっぱりとしていた。ジャーマンクリームというのかな?おいしかった。
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フライブルクの街は、もう半袖でもOKなほどの暖かさだったけど、黒い森にある湖はまだ、凍っていた。


ドイツの2日は、まるで夏のような暑さと輝く太陽ではじまった。
コートなんかいらないよね・・というと黒い森は寒いからということでとりあえず、近所のお散歩の後は、コートも積み込んで街の中心へ
街の中心は、車はバス以外は禁止。かわいいトラムが石畳の街を走るさまは、とても素敵。
マーケット好きの私のために、教会前で開かれているマーケットに連れて行ってくれた。
ゴシック形式の教会は、800年ほど前のものらしい。
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そして、教会前には、同じく装飾がほどこされたホールが建っている。歴史的建造物にはそれほど興味のない私でもそのすばらいしさはよくわかる。

この後、黒い森を訪ねる途中のいくつかの村にも必ずカトリックの教会があった。バロックやロココ形式の教会で、大切にされているがわかったと同時にドイツは、カトリックの国なんだなあという印象を受けた。

この教会の前のマーケットは、クリスマスシーズンには、さまざまなクリスマスグッズと人びとでとても賑わうらしい。もうすぐ、イースターというこの時期はイースターに使う卵や植物がすでに出まわっていた。イギリスのマーケットと比べるとお花の数が豊富で、しかも

彩りもアレンジメントも格段に洗練されていたように思う。

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どうも、私がずっと滞在していると娘の論文作成のおじゃまのようなのだ。で、ドイツに行くことにした。
ドイツのフライベルクという南方にある街に友人夫妻が住んでいる。
彼らがその街に越したのは、3~4年前のこと。
ネットで調べると環境都市として有名とある。
で、さっそく友人に連絡。押しかけることにした。何度も遊びにおいでといってくれていたけど、そんなに凄く親しいわけではないので・・今まで遠慮していた。
まあ、還暦記念ということで・・と好意に甘えて訪ねた。

私のドイツ訪問を聞いて、若いスウェーデンの友人は、

「You would laugh at dangerous face」と言っていたけど、それってほめ言葉なのだろうか?
ひょっとしたら、バカということかも・・・と思いつつ、ヒースロー空港から最寄りのバーゼル空港まで飛んだ。
友達が空港に来なかったら、バスでフライブルクまで行こうなんて単純に考えていたし・・・。
もちろん、友人夫婦は迎えに来てくれた。
彼の奥さんには、はじめてあったけど、凄く魅力的な女で・・・一目惚れ(苦笑)
私より1歳上で見た目も若くはない。でも、あふれるばかりの魅力がある。化粧をしているわけでもなく、豪華な服をまとっているわけでもないんだけどね。品位というのは、こういうことなのかもしれないと彼女を見て思った。
で、ドイツまでが、バーゼルからは結構距離があった。
フランス領をエンエンとドライブ。ライン川を渡ってドイツへ。
ドライブしながら、前方の山が黒い森だと説明してくれる。
黒い森は、随分前に酸性雨で話題になり、名前を知ってはいたが、それが山脈の名だとは知らなかった。
しかも、今では酸性雨の影響も薄れ、新たな木々で森は再生しはじめているらしい。

そして、最初に彼らのアパートへ。

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凄く広くってまずビックリ。しかも、モデルルームのようにきれい。
私に貸してくれたスペースは、バスルームも入れると我が家と同じぐらいの広さがあった。
ドイツの住宅はみんなこんなに広いのかなあ・・と聞いたら、比較的という答えだったけど、
フライブルクの街自体がアッパークラスの人びとが多い場所だと聞いていたし、精神科医であり、EUの学会で議長をずっと務めていたんだから、たぶん裕福なんだろうなあ・・・というのが一般庶民の私の感想。
ちなみに日本の私の友人曰く「スイス国境近くの街には、裕福な人びとが暮らし、着ている衣服がちょっと違うらしい」といっていたのを思い出した。
彼らの衣服が特別ブランドとは思わなかったけど、素材は確かに良いものだったような気がする。
夕食は、街のレストランでドイツ料理をごちそうしてくれた。
ドイツの酢漬けのお肉を焼いたものだたけど、おいしかった。ドイツ料理がまずいというのは、たぶん間違い。
どの国にいっても、ひどくマズイ料理に出会ったことはない。
やっぱり、味盲かしら?
その夜はそれで、おやすみなさい。
ドイツの家で我が家が唯一勝つのは、バスタブがあることとウォシュレットトイレだけかも・・と思いながら、眠りについた。

英国のリゾート地であるブライトンには、ヴィクトリア駅から英国鉄道で1時間。
海辺にあるこの街は、比較的豊な街でもあり、去年のあの英国暴動騒ぎの時でさえ、
ゲイの祭典で盛り上がっていたのんびりした街でもある。
ブライトン駅で、やけに警官の数が多いと思うと、どうやらサッカーの試合が終わったところで、警戒していたようだ。
フーリガンか・・・などと思ってみる。

ブライトン駅で乗り換えて20分ほどで娘の通う大学に到着。

ごはんは、ヴィクトリア駅で夕飯用におすしを買ってきた。けっこう英国製にしてはおいしいお寿司だった。
日本のコンビニのお寿司のレベルはあると思う。

駅から大学構内をえんえんと15分ほど歩いて彼女のアパートに到着。

さっそく、アパートの同居者たちにご挨拶。彼女のアパートには、中国、台湾、トルコの子たちが住んでいる。
みんな良い子で、アパートで過ごした数日はとても快適だった。
なかでも、一番アパートのリビングにいることの多い、トルコの大学院生は、楽しくって、私自身の大学時代を思い出させてもらえた。彼は、ムスリムなのだけど、酒も豚肉もOKってどういうこと?と思いながら、ごはんを一緒に作ったり、食べたり、哲学というか・・くだらないというよりかなり青い考えの討論をして過ごす時間はかなり新鮮だった。
学食で彼の提案でみんなで朝食を食べた。その価格が、ヒルトンの朝食代より高くって驚いたりもした。
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日本の大学なら、学食は一般のレストランより割安なのに・・・イギリスの大学生は大変だなあ・・と同情したりもした。もっとも、ほとんどの学生は自炊だけどもね。

学内は、さまざまな言語が飛びかい、なかでも中国人の多さが中国の国力の伸びを連想させた。
娘曰く、もっとも金持ちそうな服装(いわゆるブランド服)をしているのが中国からの留学生で、日本人、台湾人、韓国人は地味らしい。日本のバブル期には、日本からの留学生もきっと今の中国人たちと同じように思われていたのかもしれない。ちなみに中国からの留学生に人気の学部は、経済らしい。
学内で過ごした数日は、学内スーパーや休日開催のマーケットで買い物したり、ITセンターを利用したりとのんびりというか、ぐうたらと過ごした。

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ブライトンの街に出かけたのは、娘とアフタムーン・ティを楽しみに行ったのと、一人でぶらりと探索に出かけただけ。その探索のときには、BIG ISSUEを売っているのを見かけ、買ってみたり、公園でのパフォーマンスをお茶を飲みながら楽しんだり・・・。そうそう、ナンパされた。いくつのおばさんだと思ったんだろうか? どうみても30後半から40代のさえない男だったけど、若く見えて嬉しいというより、気味悪かった。
後で、その話をアパートですると、トルコの男の子が興味深々だったので、
「I might be looked like losing woman」と言ったら苦笑していた。
納得したのか?
海外学生生活の空気を味わえて、とても幸せな時間だった。
宝くじに当たったら、留学しようと本気で思った。



さて、一睡もせずにイギリスに到着。最初に出くわしたのは、UK Borderの長い列。
入国審査なのだけど、今までの入国審査経験の中で一番列が長い。それだけ、入国する人が多いのかもしれないけど、審査官の席がいくつもあるのに、働いているのは2~3人。どんだけ時間がかかるんだって・・・凄く疲れていた私は、倒れないかマジ気になった。しかも、見ていると審査官になかなか通してもらえない人もいたりする。
イギリスのサービスの悪さをかねがね聞いていたので、本当にイヤな国というのが第一印象。もっとも、それは後には
かなり私の中で訂正されたけど・・・。
1時間後にやっと私の番。しかし、一番うるさそうなおばさんの所。いじわるな質問されないか戦々恐々だったが、あっさり通化。所要時間30秒。

空港から市内へは、expressを使った。バス、地下鉄の選択もあったけど、ともかく早く宿に着きたかった。

パディントン駅で乗り換え、ホテルまで約10分。辿りついたときは、どっと疲れが出た。
たっぷり夜の時間はあったけど、その日はそのままお休みなさいにした。

翌日は、娘のオススメのミュージカルのチケット購入と私の好きなマーケットめぐり、そしてナショナルギャラリーのために地下鉄でお出かけ。

ロンドンの地下鉄は、はじめての人でも非常に乗りやすく、かつ安全で、もし今後一人でロンドンでも大丈夫なんて変な自信さえもてた。
最初のマーケットは、バラマーケット。
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メルボルンにあるヴィクトリアマーケットを小規模にした感じの食料品中心のマーケットで、おいしそうな空気が漂い。屋台では、さまざまな料理が提供されていた。

その後に行ったナショナルギャラリーは、入場無料。かなり広くってお気に入りの絵を見るだけで疲れた。
さらに、地下鉄でコヴェント・ガーデンへとマーケットをもとめて移動した。このコヴェントガーデンのマーケットが今回のロンドンでは、一番好きだった。バラエティに富んだ商品とアーティスティックなものも多かったから。しかも、広場では、パーフォマンスがあり、それもなかなか楽しかった。ここで、パエリアを食べた。
イギリスの食事は、まずいという評判だったけど、そんなにまずいものには幸い出会わなかった。というか、私が味盲なのか?
その夜は、「オペラ座の怪人」を見た。セリフの半分以上はわからなかったけど、ストーリーはすでに知っているので、問題はなかった。演出、とくに舞台装置が素晴らしかった。なんか、最期にはとても感動して涙ポロポロで、隣の女性と顔を見合わせてしまった。
ロンドン2日間は、あちこち行くのが嫌いな私にしては、ハードスケジュールだった。

3日目はそうそうにブライトンにある娘の大学へ移動。

実は、この大学での暮らしは、ほとんど何もしなかったけど、一番楽しかった。