帰国してからも、ケンカ別れした友人のことでもやもやした気分に悩まされていた。
そんな時、1年前だったろうか、偶然見つけた出した友人からひさしぶりにメールが届いた。

今度はスペイン語のメール。
キューバのハバナからだった。
短い詩が書かれたものだった。
その詩に書かれた世界は、私のもやもやを払ってくれるには十分だった。

そうだよねえ・・・とひとりで納得。
小さな世界に住む自分をあらためて恥じた。

ネットがなければ、彼の消息を知ることはなく、
彼の現在の考えに触れることもなかっただろう。

ネットに感謝したい。
今回の旅は、行く前に少し波乱があった。
会う予定に入れていた友人と大げんかになり、結局会わずに終わった。
残念といえば残念だけど、まあ仕方ないかとも思う。

そして、この旅で新たな友人?をえた。友人と思っているのは、私だけで彼らは、娘のお母さんという視点だろうけどね。そのうちの一人、トルコの男の子と休日の朝の会話がとても素敵だった。
コーヒーを飲むために立ち寄ったリビングにいつものようにいた彼が読んでいた本が「ニーチェ」。
彼が好きなの?と聞くと
「休日の朝は、彼と過ごす時間にしているんだよ」という答え。
思わず、微笑んだ。それとともに、なんと素敵な考えだろう・・って。
いつだって、人との関わりのなかで学ぶことが多い。
たぶん、これからは若い彼らからいろんな視点や世界を学ばせてもらえるのだろうと思うと凄く嬉しい。

帰国すると同時に2通のメールが待っていた。
ひとりは、やはり若い友人。
もうひとつは、もう一人の娘。

お手伝いさんの帰国を待ち構えていたようだ。
まあ、必要とされるのは、いいことだと思うことにしよう。

今回の旅はとても天候に恵まれた。冬仕度だったので、かなり暑かった。
コートは、ライナーを外して、コートの下はTシャツのみでちょうどいいぐらいだった。
さて、最期の朝は、ホテルの前に見えるケンジントン公園を散歩することからはじまった。
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朝早くからジョギングしている人もいる公園は、ハイドパークにも連なっている。公園のなかにはカフェもある。ロンドンは、いたる所に公園がある。それがロンドンの魅力のひとつかもしれない。
ケンジントン公園をゆっくりと斜めに横切って、サウスケンジントン駅に到着。
まずは、ヴィクトリアで「ビリー・エリオット」のチケットを買い、その後、もうひとりの娘から頼まれていたオイル探しも兼ねて、ノッティング・ヒルへ。もっとも、私のお目当てはまたしても、マーケットだけれども・・・。
ポートベローマーケット。資料によるとなかなかおしゃれなマーケットのはずだし、ノッティング・ヒルもハイソな街というイメージだったけれど・・私たちが道を間違えたのか、景気のせいか、日時のせいか、マーケットは期待はずれ。 「ノッティング・ヒルの恋人たち」の映画で有名になった本屋は健在だったものの、その周辺のお店は寂れていたよ。ただ、本屋は多いなあという印象は受けた。

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帰り道は、そこからホテルまで歩いた。その道筋にはけっこうファッショナブルなお店が多かったが、お値段もハイソだった。でも、あまりの可愛さに孫娘にスペインブランドのNANOSの夏服を買ってしまった。今回一番高い買い物。女の子の服は大好きだから・・しかたないか(苦笑)

 
そして、最期の夜は娘とミュージカル「ビリーエリオット」を見に行った。
「オペラ座の怪人」と違い、ダンスがメインの演出。主役が小学生ぐらいの男の子なので、とてもかわいかった。映画では、「リトルダンサー」となって既にDVDにもなっているので、今度見てみようと思う。
最期にお世話になって地下鉄の写真も載せておこうと思う、
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英国に2週間近くもいるなら、あちこち行けばいいのだろうけど、
怠け者の私は、一日ほぼ一箇所程度ののんびり旅。
観光地よりも人に興味があるし、いつもは追われている時間の流れをゆったりと楽しみたいからにほかならない。
二回目のロンドン2日目は、ゆっくり朝ごはん。
ホテルのスタッフが
「Welcome to back 」と笑顔で声をかけてくれる。
まあ、マニュアルだとしても、どことなく嬉しい、単純な私です。
その後は、友人おすすめのテート・モダンへ。サザークという駅で降りたのはいいのだが、道がイマイチわからず、日曜日ということもあって、やけに寂しい道に迷い込み、ちょっと怖かった。ぐるぐるまわり、何人もの人に道を聞いて、やっとのことで辿り着いた。ミレニアム・ブリッジを渡ってくる人がほとんどだった。
テート・モダンは発電所を再利用した美術館とかで、とても大きな美術館。特別展、このときは、草間彌生さんともう一人、の企画展以外の展示鑑賞は無料なのが嬉しい。一応マップに1ポンド寄付したけどね。
現代アートの美術館だけあって、ユニークな作品が多く。私はナショナル・ギャラリーより好きだった。かなり広いので、一日いても飽きそうにない。


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テートの帰り道は、ミレニアムブリッジを渡り、正面にあるセントポール寺院を眺め、地下鉄で再び、ミュージカルのチケットを書いにヴィクトリアへ。でも、日曜日はお休みでがっかり。
夕闇も迫ってきたので、そうそうにホテルに引き上げる。若ければパブめぐりのひとつもするかもしれないけど・・・私は、宿で読書で十分。
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今回、地下鉄の駅で大きな広告を見て、そのタイトルに惹かれて買ったのは、''The Sense of an Ending’ 私の英語力で完全読破できるかは、疑問だけど、がんばってみようと思う。
地下鉄の駅といえば、いくつかの地下鉄の駅構内では、音楽が流れていた。時には、歌であり、時には楽器演奏であったり・・・そのレベルはなかなかの高さだった。

泊3日のドイツの旅の朝は、風が強いが昨日同様良く晴れた日だった。
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ダイニングでドイツ式の朝食を食べ、荷造りしたら、バーゼルまで送ってもらった。

ボーディングカードを既に印刷していたので、チェックイン手続きもなし。
セキュリティーチェックだけで、なんなく搭乗。ドイツの滞在は、ほとんど友人夫妻が負担してくれたので、
ユーロで何か買い物をと思ったものの、バーゼルは小さな空港で、店の数も限られていた。
とりあえず、娘にランコムのセットを買ったのみ。

英国まで約1時間のフライト。また、あのUK Borderのことを思うと頭が痛かったが、今回は以前に比べ、時間的なものなのか、EU圏内からのフライトと同盟国からのフライト便だけだったせいか、スムーズに進んだ。

私への質問も単純そのもの。前回同様30秒もかからなかった。
そして、10日前と同様のコースでホテルへ到着。
チェックインまでの1時間は、近所のスパニッシュカフェで過ごす。

一目で観光客とわかるせいか、たいていのイギリス人は、親切に対応してくれた。

道を聞くと、わざわざわかるところまで連れて行ってくれた人もいた。
もっとも、今まで行った国で、幸いなことにイヤな体験はほとんどないんだけど・・。
どこの国も旅行でいくのと住むのでは、違いがあるだろう・・日本もしかりだ。