人との出会い、関わりが多い年という印象の今年だけど、もっと大事なこと忘れていた。
夫が定年退職したんだ。2度目の退職だけど。

退職して驚いたのは、住民税の一括請求の高さ。収入減なのおかまいなしだものなあ。一挙に生活に響くよね。

といっても、日々の生活に変わりはな。もともと、ドンブリ勘定で、しかもかなりのシンプルライフ。
夫の日常もさして変わりなく、
なんか忙しそうに働いている。
「あのさ~、社員じゃないんだから、そんなに働く必要ないんじゃない?」
という私の言葉を尻目に、若者たちと一緒に働いている。
ブツブツ文句をいいながらも、たぶん何かをつくるのが好きなんだろう。

もっとも、このご時世、明日どうなるかはわからない。
私の仕事も風前の灯状態だしね。
フル年金をもらえるまで、まだまだ時間がかなりある。
毎日、なにか新しい小さな楽しみを見つけながら、暮らしていけばいいかと思っていたけど、先日の友人のパーティで会った人たちに刺激を受けて、もう少し攻めの生活をしてみようかとも思い始めた。
資金と家族の状態にもよるけど・・・。


今年もあと2週間余り。
今年ほど、いろんなことが積み重なった年もさほどないかもしれない。

還暦を迎えれば、少し静かになるかと思いきや、なぜか慌ただしい日々。
充実している年といえば、かっこがつくかもしれないけど、単に人に振り回さているだけかもしれない。
年になんらかのタイトルをつけるとすれば、今年は間違いなくスウェーデン年。
2月にウェーデンから若い友人が1年間、日本で研修することになり、来日。彼との関わりのなかで、日本に住む外国人の苦労をほんの少し垣間見たような気がする。

「日本はとても閉鎖的な社会だし、外国人に対する人種差別を感じた」と娘がかって日本に住んだことのある同級生に言われたという。
確かに、アパートを借りるだけでもとても大変だった。金融関係もけっこう保守的で、国立機関に勤務の彼にさえ厳しかった。
そして、ほぼ親友とも言えスウェーデン人の友人が、秋には来日。約10日我が家に滞在。
ハハと笑えるほどのエピソードと新たなエナジーを残して帰国。

さらには、スウェーデン在住の友人のパーティで新たに素敵な知り合いをゲット。彼女たちと話せて、私は少し沈滞気味だった心にカンフル剤をもらったような気がする。
そして、年末。若き友人の家族が来日予定。どんな話が彼らから聞けるか、どんなエナじーをもらえるかとても楽しみ。

映画もそこそこ見て、読書もそこそこ楽しんだものの、人との出会い以上の刺激はやっぱりないよね・・と思ったこの一年。
来年は、より刺激的な年であることを祈りたい。シニアになるほど刺激的な人生も悪くない。
まだ、今年は、終わってないけどね。
すごい読書家ではない。しかも、気分屋の私には、読書シーズンをいうのが年のうち何回か訪れるにすぎない。

それはいつも興味ある本に出会った時。
今回は、『朽ちていった命』被曝治療83日の記録である。もう忘却の彼方へと追いやられそうな東海村の臨界事故の被災者の治療を追ったドキュメンタリーだ。放射能被曝の凄まじさを、延命治療、救急治療のあり方を考えさせられる本だった。ひさしぶりに一気読みした一冊。

この本で勢いづいて、ここのところ、ノンフィクションの本を買い漁っていたら、山のようになってしまった。ほとんどが、食・環境関係だけど・・・なんか毎晩読むのは数ページ。いつまでも積読なのに・・・今日またtwitterで心そそられる本を発見。AMAZONをクリックしてしまった。
ネットって結構罪だよね。即買えるんだもの。

と本の山の前でため息。早く読んで売ろう!!
先日、突然不正出血があった。ガンの遺伝子を持つ私は、即座に子宮ガンを疑った。
いつかは、ガンの宣告を受けるだろうと心のどこかで覚悟をしていたものの、子宮とは、正直意外だった。
もっとも、不正出血の状況から、ガンであっても初期だと思いながら、まず、婦人科をその日のうちに受診。
子宮頸がんと子宮体ガンの細胞診をお願いする。エコー検査の結果は特に異変は見つからなかった。
ほぼ毎年検査しているから子宮頸がんの可能性は低いと思った。たぶん、ガンなら子宮体がん。年齢的にも一致する。ただ、罹りやすいタイプにははいらないけど・・・と思いながら、ネットで情報集めをはじめた。
子宮ガンはいくつかの種類があるものの、初期であれば予後が良いという情報にほっとする。

それと同時にどこの病院で治療・手術を受けるからも調べ始めた。
ガンであっても初期であり、ほぼ完治するだろうとの予想が私の気持ちを軽くして、病院選びは、まるでホテルを選ぶような感覚に変わっていった。
治療費用に関しては、ガン保険とその他の保険で十分まかなえるということも気持ちを明るくした。
念のために、病院情報に詳しい友達にも相談、情報をえた。
でも、「ガン」という病は未だにどこか「死」の匂いを撒き散らすらしく、たまたま電話をくれた友人に状況を話すと彼女の声がどこかこわばった。
そして、1週間後。細胞診の結果をえた。
クラス1とクラス2。
細胞診は5段階に分かれている。クラス3b以後であればガンの疑いは濃厚である。クラス1はほぼ正常。クラス2はなんらかの異変があるが、ガンではないだろうという初見である。
でもね。添え書きで、細胞の異変に関しての記述があるるのが気になった。

医師の友人に相談すると細胞診は、ある部分の細胞だから100%というわけではないしね。心配ならMRIを受ければというお話。
もちろん、MRIの予約を入れた。担当の医師は心配しすぎといわんばかりだったけど。
そして、今日。生涯はじめてのMRI体験。大きな機械のなかでノイズを聞きながら1時間を過ごした。
結果は2週間後らしい。どういう結果なのか・・・少し不安で、少し楽しみといえば不謹慎だろうか。

還暦記念の10年ぶりの同窓会。
高校の同窓のほぼ半分の人数が集まったらしい。
もっとも、同じクラスだった人でも、半分以上忘れている。

仕方がないので、隣の席のNくんとずっとおしゃべり。
N君ってしゃべっているうちに、そういえばそういう男子がいたような・・・ぐらいの記憶しかなかったけど。高校の時は、ほとんど会話なしの関係だったと思う。
まあ、さしさわりのない会話で楽しかった。

まだまだ、現役の人や引退した人・・・さまざまな人生。
もっとも、同窓会に集えるのは、たぶん私も含めて「しあわせな人生」の部類に属する友人たちなのだろうと思った。
同じ年令とは思えないほと年上に見える人もいれば、すでに他界していまった友人たちも十数人いる。

これから先の10年後、どれだけの同窓生が集えるだろうか。

「東京でも、やろうよ」と名刺を何人かがくれたけど・・・それって幹事やってくれってことなのか?