祇園ばやしが聞こえる | 風を感じて

風を感じて

アラカンに突入。セカンドライフ、ぼちぼち行こか。

土曜日に実家の母の様子を伺いに小浜に帰りました。

途中でデパ地下のお総菜でも買っていこうかと、市内の大丸に立ち寄りました。

この日は祇園祭の宵々山とあって、午前中にも関わらず、四条烏丸界隈はたくさんの人でごった返していました。
特に大丸前の長刀鉾には大行列ができていて歩道は人でいっぱい。

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祇園祭って、人が物凄く多いし、めちゃ蒸し暑いし、梅雨時で大概天気も悪いし、苦行みたいなもんで、1回行けば、もういいやっとなりますが、夏が始まる風物詩としてちょっとウキウキします。

今年は宵々山から山鉾巡行まで三連休と重なったので、さぞかし人でごった返すでしょうね。

そんな予兆の宵々山の朝ですが、天気が良すぎて、やっぱり蒸し暑い。

せっかく近くまで来たので、途中、バイクで一方通行の路地を回り道して、現在33基ある山鉾の中で、人気の高い蟷螂山を見に行きました。
小さい山鉾ですが、仕掛けで動くカマキリが屋根の上に乗っかっていて人気があります。

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下ではカマキリが引いてくれるおみくじに行列ができていました。
カマキリの三つ巴。

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大丸で、いつでも温めて食べられる手作り野菜スープのパックをいくつか買って、実家に向かいました。


母は電話したときもあまり元気はなく、最近は臥せっていることが多いと言っていましたが、実家に着くとやっぱりベッドで横になっていました。

どこが悪いというわけじゃなさそうで、気力が湧かず、しんどいらしい。
それでも少しがんばって近所を散歩したりもしているとのこと。
暑いのもあるので、涼しい部屋で適度の水分を摂るようにはしているようなので、その点は安心なのですが。

兄夫婦は甥っ子の高校柔道の試合を観戦に福井まで行ってて、その日は留守でしたが、母の様子を聞くと一進一退みたい。

話をしている分には前に話したことを繰り返すことはあっても、特に前と変わらない感じです。
でも明らかに気力が無くなったなあと感じました。

「もう1日1日や」と、先のことはあまり考えられず、その日その日を淡々と生きていくしかない。みたいなことを言い出しています。少しうつもあるのかも。

何か先々の希望とか楽しみがあるといいのかなあ。
うちの息子と同い年の甥っ子も東京で内定が決まったみたいですが、孫の就職程度では、明日への希望の灯火は小さいようで、孫娘の結婚が楽しみみたいな感じのことを話していたので、やっぱり孫の結婚とか、ひ孫の誕生とか。
でもいつになるやら。

とりあえず、涼しくなったら近場の温泉でも行こうと母を誘いましたが、それもちょいと億劫な感じでした。

ま、気長にいきますか。

小浜も同じ祇園祭でして、こっちは神輿を船で運ぶ巡行があります。氏子の親戚からお裾分けの赤飯を頂き、そのまたお裾分けを持って帰りました。