韓国ドラマ『五月の青春』感想 | 花梨の気まぐれ日記

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KBS World

五月の青春

(全12話)

★★★★☆

 

(画像お借りしました)

イ・ドヒョン

コ・ミンシ出演

 

イ・ドヒョンくん

初の地上波主演作品

レトロなヒューマン

ラブストーリーです。

 

物語の背景にあるのは

軍事独裁政権下

1980年5月に光州で起きた

5.18民主化運動です。

 

民主化を求める市民に対し

戒厳軍は武力行使で

町中の市民を襲撃し

光州市を封鎖します。

 

 あらすじ

 

物語は、2021年

光州の工事現場で

身元不明の人骨が

発見されたという

ニュースから始まります。

 

事件の鍵を握るのは

古い懐中時計です。

 

時は遡り

1980年

留学を夢見る

看護師のキム・ミョンヒ

コ・ミンシ)は

学生時代からの親友で

資産家の娘イ・スリョン

クム・セロク)に頼まれ

 

 

留学の渡航費用を

用立ててもらうことを条件に

スリョンの代役として

お見合いをします。

 

 

見合い相手の

ファン・ヒテ

イ・ドヒョン)は

ミョンヒのことを気に入り

留学までの1ヶ月間だけ

交際しようと

ミョンヒに提案します。

 

 

ところが

このお見合いは

両家にとって

政略結婚としての

重要な意味合いを

持っていたため

お嬢様育ちスリョンの

軽はずみな言動が

ミョンヒの人生を

大きく狂わせる

きっかけとなってしまい…

 

メインキャストは

こちらの4人↓

 

 

イ・スリョン(クム・セロク)の兄

イ・スチャン(イ・サンイ)は

本当に心の綺麗な

善人でした。

 

 感想

 

私は物語全般を

終始、俯瞰的な視点で

見ました。

 

なので

主演2人の

ラブストーリーには

そこまで感情移入することなく

物語の展開そのものに

興味を持って

見ていた感じです。

 

感情移入せず

見ていたはずが

中盤以降

ほろりとする場面が

何度か続き

ラストは思いがけず

号泣でした。

 

視聴前は

民主化運動員同士の

恋愛だと勝手に

想像していたんですが

それは間違った

私の思い込みであり

実際は、2人とも

デモとは全く関係のない

ただ光州に住んでるだけの

一般市民であり

しかも、彼らは

未来に希望を持てない

薄幸な人生を必死に

生きていました。

 

こうした2人が

5月という最も

色鮮やかな季節に

運命的に出会い

人生で最も幸せな時間を

過ごします。

 

 

その幸せは

クーデターに

巻き込まれたことにより

長くは続きませんでしたが

だからこそ

幸せだった頃の

仲睦まじい2人の姿が

深く心に残りました。

 

 

好みが大きく分かれる

作品だと思いますが

ご興味ある方は

是非ご覧になって

みてください。

 

※画像全てお借りしました

ありがとうございます