京都と言っても、実際には、私は滋賀県産まれなので、純粋な京都育ちでも何でもないですが、滋賀と京都は逢坂山でつながっていて、割と近い地理関係からでしょうか、京都に通じるような文化が沢山あるように思います。
そんな滋賀県人の両親に、京都で育てられた私は、偽京都人として、ほんの少しかも知れないですが、感性は京都人っぽく、少しばかりあるように思います。

そんな私が、当たり前だと思っていた習慣や考え方を、懐かしい気持ちで思い出してみたいと思います。

関東に住むようになって早16年目。引っ越した当時は、
「どちらから?」
と聞かれて、
「京都から」
と答えると、必ず、
「へぇー!京都。いいところだよね。」
と言われました。

関東の人たちが、大抵、修学旅行で京都を訪れることもあって、身近に感じられることもあるでしょうし、「古都」と言えば京都と、それは有名な都市ですから、そのような言い方になるのでしょう。

でも、少し話したりしていると、
「京都って、分かりづらいんでしょ。口と腹が違うっていうよね。」
などと言われることがあります。

確かに、今思い出してみても、不思議な言い方なのかもしれないな…と、思うことが沢山あります。

 

明日はそんな中でも、いつも思い出す例を…。