明日もまた出かけるので、さくさくっと書いてしまいたい〜
そうでないと感想がゴチャマゼになるから〜
舞台の覚え書き
The Unknown Soldier/Infra/Symphony in C by The Royal Ballet (20/Nov/2018)
The Unknown Soldier, Symphony in C Conductor; Emmanuel Plasson, Infra; The Max Richter Quintet
The Unknown Soldier
Choreographer; Alastair Marriott, Music; Dario Marianelli, Set Design; Ed Devlin, Costume Design; Jonathan Howells, Lighting Design; Bruno Poet, Production Design; Luke Halls
Cast
Ted Feltham; Matthew Ball
Florence Billington; Yasmine Naghdi
Telegraph Boy; Leo Dixon
Harry Patch; Tomas Mock
Hannah Grennell, Sae Maeda, Mayara Magri, Romany Pajdak, Luca Acri, Tomas Mock, Calvin Richardson, David Yudes
Grace Blundell, Mica Bradbury, Leticia Dias, Isabella Gasparini, Chisato Katsura, Nadia Mullova-Barley, Lukas Bjorneboe Brandsrod, Harry Churches, David Donnelly, Teo Dubreuil, Francesco Serrano, Joseph Sissens
Infra
Choreography; Wayne McGregor, Music; Max Richter, Set Design; Julian Opie, Costume Design; Moritz Junge, Lighting Design; Lucy Carter, Sound Design; Chris Ekers
Cast
Luca Acri, William Bracewell, Tristan Dyer, Chisato Katsura, Sae Maeda, Mayara Magri, Yasmine Naghdi, Anna Rose O'Sullivan, Calvin Richardson, Marcelino Sambe, Francesco Serrano, Akane Takada
Solo Piano; Paul Stobart, Violin; Louisa Fuller, Natalia Bonner, Viola; Nick Barr, Cello; Ian Burdge, Chris Worsey
Symphony in C
Choreography; George Balanchine, Music; Georges Bizet, Design; Anthony Dowell, Lighting Design; John B. Read
Cast
First Movement; Allegro Vivo
Lauren Cuthbertson, Vadim Muntagirov
Claire Calvert, Beatriz Stix-Brunell, William Bracewell, Nicol Edmonds
Second Movement; Adagio
Marianela Nunez, Ryoichi Hirano
Melissa Hamilton, Fumi Kaneko, Reece Clarke, David Donnelly
Third Movement; Allegro Vivace
Akane Takada, Alexander Campbell
Meaghan Grace Hinkis, Mayara Magri, Luca Acri, Teo Dubreuil
Fourth Movement; Allegro Vivace
Yasmine Naghdi, Valentino Zucchetti
Elizabeth Harrod, Emma Maguire, Tristan Dyer, Calvin Richardson
舞台写真はこちらから
今回はアリステア・マリオットのワールドプレミア、ウェイン・マクレガーのインフラ、そしてジョージ・バランシンのシンフォニー・イン・Cというなんだか、意味がよく分からない組み合わせ…(^_^;)
まず、第一次世界大戦から100周年を記念してのアンノウン・ソルジャー(意訳;無名の兵士)の感想から。
元々はマシュー・ボール&フランチェスカ・ヘイワードが踊る予定だったのが、映画版キャッツに出ることになったため、ヤスミン・ナグディに変更になったのよね〜
う〜ん、ヤスミンちゃんは好きだけど、個性が違うので、やっぱりフランチェスカが見たかったな〜
というのも、やや体の使い方が硬くて、その点、フランチェスカは流れるような踊り方をするので、こういうコンテンポラリー寄りの作品には彼女の方が合うよね〜と (注;踊りは綺麗ですよ)
それとカーテンコールでまるで主役のように振舞っていたんだけど、でも、この作品の本来の主役はマシュー君じゃないと思ったので、やや違和感…(; ̄ェ ̄)
もっとマシュー君に華をもたせてあげてっ( ̄▽ ̄;)
マシュー君の踊りは彼の良さを引き出すような振り付けで、今、ノリに乗っているマシュー君を堪能できました
それはさておき、作品自体はどうか、というと、やや狙い過ぎ
女性と男性の老人が思い出を語っている映像が映し出されたり、ヴィジュアルが色々と凝っているんだけど、ワタシはボソボソ話していて聞き取れなかったし(英語力の問題ね)やや、凝り過ぎと思った。
内容も確かに感動的だけど、やや使い古されたイメージというか…(あくまでも個人の感想です)
でも、たくさん男性ダンサーさんが踊っていたシーンはよかった。
しかし、初演だからか、全体的に固かったので、もっとこなれたら良くなると思う。
インフラは、オリジナルのダンサーさんが一人も出ていないんじゃないというくらい、若手ばかりだった…
新鮮さを狙ったんだろうか…
怪我をしているエドワード・ワトソンが出ていないのはわかるけど、どうしてメリッサ・ハミルトンが出ていないの
それにしても、演出や振り付けが多少、変更になっていた。
以前は幕が開くと、ジュリアン・オピーのイラストが流れるモニターが見えたんだけど、今回はシンプルな黒幕で隠していて、それが徐々に上がっていく始まり方。
それと、以前は一人で嘆き悲しんでいる女性の周りをダンサーさんだけが通り過ぎて行ったのが、たくさんの普通の人が舞台上を横切って行った。
そしてこのシーンで終わったはずだけど、今回はそのあとに男女二人のパドドゥを踊っている間に黒幕が降りてくるという感じ。
ダンサーさんで光っていたのが、カルヴィン・リチャードソンとかつら・ちさとさん
二人とも、マクレガー作品はよく踊っているのもあるけど、動きが滑らかで表現力がある
踊れるっていうのと、魅力的に見せられるっていうのはまた違うんだよね〜
再演だけど手直しを入れたからか、マクレガーが最後に舞台挨拶に出てきた。
ブラボーもすごくて、やっとマクレガーがロイヤルで市民権を得た感じ
ちょっと前までは、否定的な見方をする人も多かったからね〜
最後のシンフォニー・イン・Cは、すげ〜良かった(((o(*゚▽゚*)o)))
プリンシパルが7人も出てきて、それぞれの良さを生かす振付を踊っていたので、完璧だった〜
高田茜ちゃんとアレクサンダー・キャンベルは神業のようにタイミングが揃っていた。
茜ちゃんはボリショイでトレーニングしたからか、こういうストーリーのない作品だと特に、キメのポーズとか、体の使い方にロシアン・スタイルが出て、華やかで美しかった〜
マクレガーも踊れるけど、やっぱり古典が(ネオクラシカルだけど)いいな〜と思ったよ。
マリアネラ・ヌニェスもアダージョで、コントロールの素晴らしさを堪能できた。
とにかく、他のソロイストさんたちも揃っていて、皆、神のようにタイミングがあっていたし、素晴らしかったわ〜
舞台上の誰かがミスったら、それだけで台無しになる作品だけどね。
バランシン曰く、音楽に乗って踊れば、ストーリーはいらない、という(うろ覚え)のはこういうことか、と思ったよ
トレイラー
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