旅行5日目です。
予定では、この日はアムステルダム発のミニバンのツアーで、デルフト、デン・ハーグ、ロッテルダムに連れて行ってもらうはずだったのですが、現地に到着して3日目早朝に、「ツアー催行最低人数が揃わなかったので、ツアーをキャンセルする」とメールが・・・
ええええええ!1日予定がなくなちゃった!どうする私たち。
そこで、自力でデンハーグとロッテルダムに行くことにしました。デルフトは諦めました。
もともとデン・ハーグとロッテルダムに行くことにしたのは、それぞれ、マウリッツハイス美術館とボイマンス美術館に行きたかったからなんですが・・・
ツアーがキャンセルになってからわかったことでしたが、申し込んでいたツアーには、この二つの美術館は訪問先に含まれてなかったのです。(←ちゃんと調べましょうよッ!)
怪我の功名?というかなんというか、ツアーがキャンセルになったおかげで、両美術館の訪問が叶ったワケです。
(返金もちゃんとされてました)
ホテルのコンシュルジュに行き方を教えてもらい、早朝、出発。
De Pijp駅で、地下鉄52号線に乗車、南行きで二駅、終点の「Amsterdam Zuid」駅で、NS Intercityに乗り換え。日本的に言うと、都市間高速鉄道ですね。
Amsterdam Zuid駅までの地下鉄は、まだ、初日に買ったGVBが使えるので、チケット購入の必要はナシ。
4日間券ですが、使い始めから96時間有効なので、5日目の午前中までは使えました。
120時間有効のチケットは、有人の販売所でないと買えなかったんです。ホテルの近くのDe Pijp駅には自動販売機しかなく、
そこでの一番長時間の96時間券を買うしかなかったので。また、到着当日は、5日目は、ミニバンのツアーの予定で、GVBは不要でしたから、十分だと思ってました。
Amsterdam Zuid駅でロッテルダム行きのチケットを買おうとしたら、キャッシュで買えるのは有人の販売窓口のみで、それが開くのは9時半から・・・(;・∀・)
それで、自販機で、カードで購入しました。
このチケットは、カード式になっていて、デン・ハーグで途中下車しても、Amsterdam Zuidとロッテルダムの往復値段でよかったみたいですが、そんなことはわからない私たち・・・
Amsterdam Zuid → ロッテルダム → デン・ハーグ → Amsterdam Zuid
と、3回も買って、それぞれ、カード発行手数料1ユーロを払ってしまいました。
2ユーロ損した上に、途中途中で切符を買ったから、割高になっちゃいました。
無知な旅行者です。
こんな電車。
「世界の車窓から」の音楽が聞こえてきそうです。(笑)
2階の座席は揺れも騒音も少なく快適で、高さがあるので、景色も抜群でした。
ロッテルダムと名の付く駅は二つあり、ボイマンス美術館があるのは、セントラル駅の方。
間違わずに到着できました。(終点だし)(*^▽^*)
早めのお昼をスタバで。オランダ名物のソーセージブローチェ、スタバにもありました。
美味しい(*^^)v
トラムに乗って、いざ、ボイマンスへ・・・ボイマ・・・ボイ・・・え?
なんかこのトラムの行き先、違わない?観光案内所のおじさん、8番のトラムって言ったよね?
正解は7番だった・・・でも絶対に8番って言ったッ!嘘つきィ~~~!
記憶にある地図と逆に進むトラム。途中下車して路線図を見ていたら、親切な地元の方が行き方を教えてくれました。
トラムを逆方向に乗って途中下車。痛い腰をさすりながらロッテルダムの街を歩く。
ロッテルダムの街は新しい気がしました。アムステルダムに比べて、街並みが近代的なんです。
歴史が浅いかというとそうではなく、アムステルダムにも負けない古い街でしたが、第二次大戦の空襲で焼け野原になったそうです。だからかあ~~~
(でも、アムステルダムが空襲に遭わなかったのは何故なんだろう???ロッテルダムの方が港湾都市で、工業も盛んだったから???)←ご存じの方教えて下さい。
ロッテルダムは、アムステルダムより気温が高い。暑い・・・そして、腰が痛い・・・足が動かなくなる・・・
( ノД`)
見えました、ボイマンスのデポ。
こちらが本館。現在改修中で、閉鎖中。その代わり、あの謎の金属半球体で、一部の作品が観られます。
こんなロッカーに荷物を預けました。これ、使い難いし、壊れている箇所多数。
入口で、手の甲にスタンプを押されました。デポの形になってます。
(これがなかなか落ちない。シャワーがミラ☆ルじゃないし)(;^ω^)
館内を下から見上げるとこんな風。
え?って思ったら、現代美術のオブジェ。
吹き抜けが展示室になっているんですね。
これは、吹き抜けの渡り廊下。高所恐怖症の私にとっては、真下が見えなくて助かる。ってこれも何かのオブジェ?
展示作品は、ほんの僅か。
ゴッホ発見。(笑)
ピカソ
ロートレック
そして、この美術館の目玉・・・
ブリューゲルのバベルの塔。
以前、上野で観たのですが、記憶より小さくて。
キャンバスの裏側が観られるのは嬉しい。
熱心に観ていたら、絵に顔を近づけ過ぎてしまい、係員に注意されちゃいました。
そんな風に間近で観られるなんて、感涙!
やっぱり、作品保護のガラスに照明が映り込んでしまいます。
これは、誰の作品のキャンバス裏だったかな???
でもって、この美術館所蔵の作品で一番見たかったメーヘレンの展示はありませんでした。