お彼岸にお墓参りに行かなかったので

3月最後の日曜日に阿蘇に行きました

 

前日は まったくその気にならなかったのですが

次の日は朝から行く気満々で目が覚め

車も洗車して 10時に出発

 

最初にガソリンを入れて

きくちのまんまでお花を買って行こうと

国体道路を阿蘇方面に向かって走っていると

信号が赤になったので 先頭で停車しました

 

すると 逆走してきた車が赤信号で停まりました

そして このまま青信号になって直進したら

その車とぶつかってしまうので

左に避けたらいいのかな?とか考えていると

逆走してることに気づいた車が

対向車側の先頭に移動して事なきを得ました

逆走してる車をはじめて見ました

 

きくちのまんまでお花を買い

大津を通って二重峠トンネルを通って阿蘇に向かう途中

大津の桜並木が満開で

長い長い桜のトンネルを通っているような感じでした

今回の1人ドライブの見どころのひとつでした

 

両親のお墓は 

親戚がお彼岸にお参りしたお花が残っていました

こちらは 祖母の実家のお墓も一緒で

お参りする人が多いので

いつもきれいにしてあります

 

次は阿蘇神社に行きました

復旧した楼門をくぐるのは2回目でしたが

「やっぱりここを通ってお参りするのがいいよね~」

としみじみそう思いました

 

拝殿で出を合わせていると 中では

ちょうど結婚式が行われていて

三々九度の盃にお酒を注がれており

なんともおめでたい場面に

遭遇することができました

 

今回の目的のひとつは

お正月にお参りした時に見つけた

熊本地震で倒壊した拝殿の古材を使って作られた

特別な御朱印帳(初穂料8000円)が

残っていたら買うつもりでした

 

お参りを終えて 御朱印の所に行くと

もうすでに完売してました

お正月に見つけた時はさすがに高い!と思いましたが

今使ってる御朱印帳の残りが少なくなり

次に使うのはこれにしよう!と思い直しましたが

やっぱりご縁がなかったということでしょうかね

ご縁があったら お正月に買ってるはずだしね

 

特別御朱印帳は入手できませんでしたが

近くの田代まんじゅうで 回転焼きを買いました

子どもの頃 母に連れられて 

お好み焼きや回転焼きを食べた懐かしい思い出のお店です

店内は おじさんと息子さんが2人でされていて

他にお客さんはいなかったので

「小さい頃から よく食べてました~」と話しかけてみました

すると何も返事がなかったので聞こえてないのかな?と思い

もう一度話すと おじさんは「はいはい」とつれない返事

 

それを見ていた息子さんが私を見てにんまり

愛想のないおじさんですが

味で勝負!と言っているようでもあり

こんな親父と一緒にやってます!と

言ってるようでもありました

 

味はほんと美味しく

昔と変わらずです

 

次は 母方の実家のお墓参りです

こちらは あまりお参りする人がいません

祖父母 伯父伯母のお墓です

お墓に着くなり 鶯が鳴きました

 

こんな鶯の鳴き声は聞いたことがない!

というぐらい見事な鳴き声です

近くから聞こえてきますが

どこで鳴いてるのか姿は見えません

でも お参りしている間中 

ずっといい声を聞かえてくれました

もしかしたら ご先祖様が喜んでいるのかもしれないなあ・・・

と思ったりして 

先ほど買った おまんじゅうを1個食べました

お墓でご先祖様と一緒に宴会をしてる気分です

誰も来ない田舎のお墓なので

こんなことができてしまいます

 

阿蘇は 桜が咲き始めた頃で

黄色い菜の花と 青い山と 桜の花が

なんとも美しい 春の阿蘇を彩っていました

どこかで野焼きをしているようで

外輪山の一角から 黒い煙が上がっていました

野焼きは阿蘇の春の風物詩です

 

帰りも大津の桜並木を通って帰りました

圧巻の桜でした

 

 

今日の道中を振り返って見ると

行きたいきっかけは 特別御朱印帳でしたが

それはエゴを動かすきっかけに過ぎず

大津の桜と 春の阿蘇を満喫できた1日でした