お寺の友達に案内してもらって
山鹿市鹿央町にある康平寺に行ってきました
康平寺は 11世紀の中頃 康平元年(1058年)に建立された
天台宗の山岳密教寺院です
当時は 四方の谷に四つの宝塔と九十九院があったようですが
ずっと小さなお堂に鎌倉時代の【千手千眼観音菩薩】【二十八部衆像】が
押し込められていたそうです
それを細川護熙県知事だった時に このお堂の仏像を見られ
立派な仏像を保存するため 平成2年にお堂の奥に建物を建てられ
地元の方が 管理やガイドをされています
中に入ると びっくりするような立派な仏像が 30体ほど並んでいました
どの仏像も状態がよく 顔の表情や指先の動きまでまじかで見ることができます
色の状態もよく 赤や青がきれいな状態で残っています
平安から鎌倉時代に作られた
地蔵菩薩立像や千手観音と二十八部衆
案内をしてくださった ガイドの男性は昭和10年生まれで
小さい頃は 仏像の入っているお堂の中でかくれんぼをして
遊んでいたと言われていました
のどかな地区にひっそりとあるお堂で
こんな所に こんな立派な仏像があるなんて
知らなかったので ほんとびっくりしました
紅葉の季節は 黄色い銀杏の葉が落ち
一面黄色の絨毯になるそうです
屋根も黄色になり 横の山道を登って
上から見ると さらにきれいと言われていました
でも 今年は紅葉は まだ少し先のようでした
きれいに色づくと 写真を撮りに多くの人が訪れるそうです
また 訪れたい所です
ガイドの人も せっかく立派な仏像があるので
多くの人に見てもらいたいと話されていました
今は コロナで土日のみ開いていますが
紅葉の時期は 月曜日以外毎日開くそうです
詳しくは サイトをご覧ください