小春日和の穏やかな天気の日は
絶好のお散歩日和
2週続けて 週末に 2~3時間ぐらい歩いたので
先週末も 土曜日は朝から 早く歩きたくなった
午前中は ヒーリングの勉強会だったので
終わってから 伝統工芸館で開催されてる
【肥後まり】の展示即売会に行った
肥後まりは 草木染めの木綿糸を使って作るので
派手さはないが 自然に馴染む感じがする
80歳の肥後まりの先生が 実際に作業をされていたので
人が少なかったこともあり いろいろ質問させてもらった
もみ殻を芯にして 糸を巻くことで真ん丸くする
真ん丸にしないと 幾何学模様が きっちり収まらない
13パターンの模様があるそうだけど
見れば見るほど 作業の緻密さがうかがわれる
いや 凄かった!
手先の器用さと
根気良さと
数学的な頭の良さと
色のセンスが 問われるなあ
翌日の日曜日も 天気がよかったので
午後から 熊本城内にある 美術館に
山下清展を見に行くことにした
途中で イチョウの落ち葉が 黄金色に輝いて見えた
大江神社に立ち寄ったりしながら
ぼちぼち歩いていく
熊本城のお堀の 長塀沿いを歩く
ここは お城の入場料を払わなくても OKで
きれいに手入れされた 芝生の上を歩ける
コンクリートの歩道を歩くより
うんとうんと足が喜ぶ感じがする
美術館は かなり上った所にあるけど
歩くことに 少し慣れてきたのか
バテることなく 到着
どこで チケットを買うのかな?と キョロキョロしていると
係の男性が こちらですと言われた先を見ると
なんと なんと 長蛇の列!
うひゃ~~~こんなに 山下清展を見に来てる人がいるの?
と びっくりした!
でも ここで辞める気にはならなかったので
チケットを買って 列に並ぶ
いつもは 静寂な美術館内が 老若男女で溢れている
若い親子連れもいる
年配の女性もいる
学生風の男性もいる
熊本の美術館で こんなにも人が並んでるのを見たのは はじめてだった
(私が知らないだけかもしれないけど・・・)
恐るべし 山下清
ピカソ展でも こんなに人はいなかったような・・・
しばらく並んで 退屈したので 気晴らしに 並んでいる人を数えてみたら
私の前に 100人ほど 後ろに50人ほどいた
その先の 展示室内の様子はわからないけど
あまりにも 多くて進まないのは 嫌だなあ。。。と思っていたら
入口に近づいた時 係の人が来て
「展示室1 2 3 と 若い時から順番に展示してありますが
順番に見なくていいと思われる方は 展示室2と3が割と空いているので
先に そちらから案内します」と 言われた
私の前の人は 断っていたが
私は 順番に見ることに 全くこだわりがなかったので
奥の展示室から 先に案内してもらう人になった
ずらずら~っと 並んでいる人を横目に
奥に案内され 「ここから自由に見て下さい」
と言われたので そこからは 展示室1に行ったりもできるし
けっこう自由に 見ることができた
あのまま 列のひとりになっていたら
みんなのペースに合わせて進まなければならないので
そうとう時間がかかっただろうなあ。。。と思うので ラッキーだった
山下清の絵が好きというわけではない
でも テレビで 15日までと聞いて 見たくなった
凄かった
息を飲むような 緻密さ
そして 一緒に添えられてる コメント(日記)が面白かった
しばらく 行ったり 来たりしながら
最後に 自画像の絵ハガキを買った
展示室を出て 喫茶コーナーに行くと
さすがに満室で そのまま 美術館を出て
来た道とが違う 前日に行った 伝統工芸館の前に出る道に
お城を下った
急な坂道を歩きながら
夏だったら 汗が噴き出してるだろうなあ。。。と思った
伝統工芸館を通り過ぎ
NHKの前を通り
上通りに出て 長女の友だちがやってる
小さなタルト屋さんで 寄り道して コーヒーを飲んだ
30歳前後の男性で タルトとキッシュを作っている
この人が淹れる コーヒーは 美味しくて
今のところ 一番好きかなあ
小さなお店だけど 人に紹介したくなる 不思議なお店で
今までに 2人の人を連れてきた
長女と待ち合わせる時も ここにすることもあるし
長女は ここのタルトを食べたら 他では買いたくないと言っていた
なんか そんな不思議な魅力がある人で
行く度に お客が増えてる気がする
そこで 休憩して また 1時間かけて 歩いて帰りました
この日は 13時に家を出て 家に帰り着いたのは 17時だったので
4時間 歩いたり 美術館に行ったり
コーヒー飲んで また歩いたりしたことに
さて 次は どこに行こうかなあ。。。
どこを 歩こうかなあ。。。