今日は母の命日です
母は 自分の母親が亡くなり
100日後に亡くなりました

祖母94歳 
母62歳でした

母はずっと祖母の病気も現状も
受け入れていなかったように思います


祖母は痴呆が出て
施設に預けられましたが
祖母がかわいそうだと泣き
おじ夫婦を冷たい人だと言い
我が家に引き取りたいと言い出したり
家族やきょうだいで言い争いになったり 
その頃の母は 一生懸命でしたが

めちゃくちゃだったなあと思います


今振り返ると 
祖母の現状と
自分の感情を受け入れられず
人のせいにして
人に当たっていたのでしょう
 

亡くなる3ヶ月前
母に元気なうちに会っておきなさいと言われ
京都から阿蘇にお見舞いに帰りました

祖母は 
「ここに来て おしっこに全然行ってない」と
不思議そうに言うので
「管を通してあるから行かなくていいよ」と言うと
「そうかい」と安心した感じでした

母たちは呆けてると思っているので
手を握って「わかった一緒にトイレ行こうね」
などと言ってましたが 

そう言われている時の祖母とは
全然 違った呆けてない祖母が

私に
「もう行きたい」と言いました
「どこに行きたいの?」と聞いたら
「あっちの世界」と言いました
「じいちゃんの居る所?」と聞くと
うなずきました 

母には そんなこと とても言えませんでしたが
祖母は もうこの世に未練はないんだなあと思いました


当時の私は まだ ヒーリングの勉強などしていなかったので

人の心のことなど よくわからず

意識と無意識とかも 理解していなかったので


私は 母の言うことを真に受けて
いちいち その言葉に反応していましたが

今思うと
本当は何を言いたいのか?に
耳を傾けてあげられたら  
母も命をすり減らすほどは
苦しまなくてもよかったのではないかと思います


母は いろんな人に突っかかりながら

「助けて 辛いよ」と 発していたのかもしれないなあ~と

今日 知人とのメールのやり取りをしながら

母のことを話したくなり 

そんなことに気づかされました



母が亡くなったのは 1998年で13年が過ぎました