自分への不思議なメッセージ

24時間フル活動

先週のメルマガに本を作っていることを書きましたが
先週もずっと 手づくり本に没頭してました

1日24時間が どこからが始まりで
どこで終わるのか 1日の区切りがわからない!
というほど 夢中になってて

この感じは 子どもを出産した後
夜中もおっぱいを飲ませていた頃に似ているなあ~
と 思ったりもしました

子どもを産むのと 何かを創り出すことは
もしかしたら そのなりふりかまわぬ必死さとか夢中さが
似ているのかもしれません


でも 本づくりは なかなか うまくいきません
いざ 作ってみると うまく出来ないのです


過去の記憶を思い出した

『早くきれいに仕上げたい!』というのが 私の中にあり
それができないと すぐに嫌になって
放り出してしまう!という癖があることは
先週も 書きましたが

作業をしながら その過去の場面のそのもっと過去の
編み物をはじめた 一番最初を思い出しました

小学1年か2年の頃 母が
赤い毛糸2個とクリーム色の毛糸1個を
私のために買ってきてくれました

鍵編みで 編んでいくのですが
母に教えてもらって編んでいくと
それがとても楽しく みるみるうちに長く編め
前開きのベストを作ることになりました

母が 丁寧に教えてくれていたのでしょうが
とてもよく出来ていたのか
母がとても誉めてくれたのが嬉しくて 
私は 夢中になって編みました

そしたら 毛糸が足りなくなって
一緒に新しい毛糸を買いに行ったのですが
全く同じ色が無くて お店の人が 残り毛糸と
新しい毛糸の色を お店の外に出て太陽光に当てて
これが一番色が似てると選んでくれている場面まで
鮮明に思い出しました

あの時の 母に誉められた嬉しさと
すぐに 毛糸を買いに連れて行ってくれたのが
私の中で とても嬉しい記憶として残っていて
きっと 私は 何でもできる!
と 思い込んでしまったのか

その後 ひとりで編み物をする時に
少しでもうまく出来ないと 一気に絶望感を味わって
途中で投げ出していたことを思い出しました

その後の 私の編み物の目的は 
編み物を完成させることではなく
早く上手に完成させて 母に誉められたい!
が 本当の目的だったのかもしれません

なので 早く上手に完成しないと
意味がないので 途中で投げ出してしまっていたのでしょう

その時から 『何もやらない完璧主義者』な
私に なっていたようです



子どもたちへのメッセージが

でも 今回の本づくりは ちょっと違いました
いきなり完成品を作るのではなく
『たたき台』を作るという意識も
大きかったのかもしれませんが

完成させたい!という想いが強くて
途中で投げ出したくなかったのです

そうやって 途中で投げださずに コツコツやってる時に
ふと 面白いことに気がつきました

それは 子どもたちが小さい頃 よく

「1回目より2回目 2回目より3回目と
回を重ねる毎に 必ず上手になるから
途中で辞めずに 続けなさいよ
そうやって 続けていると10回目ぐらいには
そのことが苦手じゃなくなり それ以上になると
それが上手になり そのうち名人になるよ♪」

と 言っていたのですが
その言葉が 必要だったのは
私自身だったんだ!と いうことです

なんだか その言葉が 自分が自分を励ましているようで
じ~~~~~~んと してしまいました



今週の不思議な種

手づくり本も どうせ作るなら
本格的な 糸綴じ製本で布張りの表紙で作ろうと
頑張っているのですが なかなかきれいにできずに
失敗の連続で 思考錯誤しながらやっています

でも それが 途中で投げ出さずに続けられているのは
私が子どもたちに言っていた

『1回目より2回目 2回目より3回目と
回数を重ねる毎に 必ず上手になるよ♪』
という 言葉のお陰です

ヒーリングの先生には 
クライアントさんにアドバイスする内容が
そのまま自分にも当てはまるので 
言った言葉をメモしておくといいよ
と 言われていたのですが

まさか 子どもたちに繰り返し言っていた言葉が
自分へのメッセージになるとは 
思っていなかったので驚きました

でも 本当に今 一番役に立っているので
不思議なメッセージとなりました